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「桂馬の高上がり」(けいまのたかあがり)意味とは?使い方、由来、例文などを解説!

桂馬の高上がり

 

「桂馬の高上がり」ということわざを聞いたことはありますか?

あまり聞いたことがないという方もいると思います。

本記事では「桂馬の高上がり」の意味、使い方、例文、同類語などを解説していきます。

ぜひ最後までお読みください。

 

読み方 桂馬の高上がり(けいまのたかあがり)
意味 身分不相応な地位に上ったために、実力が伴わず失敗することのたとえ。
使い方 誰よりも早く出世したが、「桂馬の高上がり」だったようだ。
英文訳 The higher the ape goes the more he show his tail.(高く登れば登るほど猿は自分の尻を見せることになる。)
類義語 桂馬けいま高跳たかと餌食えじき/身の程知らず  故事ことわざ辞典

 

「桂馬の高上がり」とは

桂馬

 

 

由来・語源

「桂馬」とは将棋の駒の種類の一つです。一ます飛び越して斜め前に進むことができますが、退くことはできない駒であり、逃げ上手な駒として使うことができますが、一ます飛びしかできないためどんどん相手の陣へ突入して行ってしまいます。

そのため進みすぎると前にも後ろにも行けなくなり、身動きがとれなくなります。

このことから「桂馬の高上がり」という言葉が生まれました。

ためになるこ
ためになるこ
「桂馬の高上がり」の「桂馬」はむやみに進みすぎてしまって、自分より弱いはずの「歩」(将棋の駒の一つ)などの餌食になってしまうという意味でもあるんだよ。

 

「桂馬の高上がり」の意味とは?

「桂馬の高上がり」とは

将棋の駒の一つである桂馬が、進みすぎて進退窮まるように、

出すぎて身分不相応の地位に上ってしまい、実力が伴わないため失脚してしまうことをいいます。

「ことわざのイメージ」

彼女はとても美しいという理由で映画の主演に抜擢されたが、「桂馬の高上がり」だったようで、最後まで成し遂げることができなかった。

ためになるこ
ためになるこ
見た目だけで評価されたけれど、実際は実力が伴わなかったんだねぇ。

 

「使い方」一見成功しているようだけれど実は失敗?

ためになるぞう
ためになるぞう
昇進試験に合格して部長になったんだ。
ためになるこ
ためになるこ
入社して1か月でもう部長になったのですか?すごいですね。
ためになるぞう
ためになるぞう
兄が社長だから私を出世させたんだ、でもいきなり部長の仕事をすることになって全然できなくて困っているんだ。
ためになるこ
ためになるこ
あらら、不相応な出世をして「桂馬の高上がり」になってしまったのね。

 

「例文」不相応な出世をして失敗!

地道に努力する有名料理店のシェフで周りからの評価も高い彼ですが、けがをしてしまい料理ができなくなってしまった。「桂馬の高上がり」だったようだ。

これは間違った使い方です。実力は伴っているが失敗してしまった場合には使えませんので注意しましょう。

・彼が社長に就任してから経営が傾いている。社長の息子だからというだけで跡を継いだので、「桂馬の高上がり」に終わってしまった。

・部活のレギュラーを狙うのは良いけれど、今の実力でレギュラーになれても、「桂馬の高上がり」なってしまうよ。

これは正しい使い方です。実力が伴っていないのに不相応な出世をすることで失敗するという場合に使います。

 

「類義語」を2つ紹介

桂馬けいま高跳たかと餌食えじき

意味:「桂馬」が一人で5段目まで飛んでいっても「歩」で取られてしまうからやめましょう

※簡単に補足:上記の言葉は将棋での格言で、「桂馬」と「歩」は将棋の駒の種類のことです。どんどん前に進んで行ってもどうせ取られてしまうからやめておきましょうという意味です。

身の程知らず

意味:自分の身分や能力などの程度をわきまえないこと。

 

「英文」The higher the ape goes the more he show his tail.

The higher the ape goes the more he show his tail.

高く登れば登るほど猿は自分の尻を見せることになる。

故事ことわざ辞典

 

「将棋に関することわざや慣用句」を8つ紹介

将棋

ここでは将棋に関することわざや慣用句を紹介します。中には聞いたことがある、よく知っているものあるかもしれません。

上手じょうずからみずれる:どんな名人でも失敗することはある。

下手へたかんがやすむにたり:案がないのに考え込んでも時間の無駄。

岡目八目:第三者のほうが冷静に見ることができている。

王手:あと一歩で優勝

将棋倒し:ドミノ倒しともいう。連続的に倒れる様

高飛車:威圧的な態度

成金:金持ちになった庶民

持ち駒:自分の持っている選択肢

 

まとめ

いかがでしたか?

将棋をしたことがない方、ルールを知らない方にとっては「桂馬の高上がり」と聞いてもなかなかイメージができないことわざだと思いますが、最後まで読んでくださった方はわかって頂けたのではないでしょうか。

「桂馬の高上がり」とは身分不相応な地位に上ったために、実力が伴わず失敗することのたとえです。

・まぐれで難しい試験に合格してしまい、その後の環境で活躍できなかったので桂馬の高上がりのようだ。

桂馬の高上がりというけれど、コネ入社だからなのか仕事で失敗ばかりしている。

上記のように身分不相応な地位に上ったために、実力が伴わず失敗することのたとえです。

日常で該当者に対して直接使うというシチュエーションはそう多くはないと思いますが、一つの知識として覚えておいても良いのではないでしょうか。

「桂馬の高上がり」とは身分不相応な地位に上ったために、実力が伴わず失敗することのたとえです。

 

この記事の監修者
kitty
中学生にもわかるようにと心がけています。 未熟ではありますが、いつか誰かの役に立てるようがんばります。
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