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喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい)の意味とは?使い方や例文を解説します!

喧嘩両成敗

喧嘩両成敗けんかりょうせいばいということわざを知っていますか?

時代劇などを見たことある人は、聞いたことあるかもしれませんね。

「喧嘩両成敗」という言葉は、戦国時代から使われており、とても歴史がある言葉です。

本記事では「喧嘩両成敗」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。ぜひ参考になれば嬉しいです。

読み方 喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい)
意味 喧嘩をした者は両方悪いとして処罰すること。
使い方 事を起こした両方を罰する時に使います。
英文訳 In a quarrel both parties are to blame.
類義語 悪因悪果

 

喧嘩両成敗けんかりょうせいばいとは

喧嘩両成敗

 

 

 

 

 

 

 

 

「意味」双方を同じように処罰する

喧嘩や言い合いで揉め事を起こしたとき、どちらが先にけしかけようと、どちらかが正論を発言していようと、揉め事を起こした双方を同じように処罰するという意味です。ちなみに成敗せいばいとは処罰しょばつという意味です。

『由来』

戦国時代、喧嘩で暴力を行使した者に対し、理非を問わず当事者双方を課した法。日本の中世には、喧嘩で受けた被に対して、復讐(ふくしゅう)することが強い倫理規範として存在しており、しかも個人的私闘は多く集団的私戦に転化した。こうした私闘に対して室町幕府は1346年(正平1・貞和2)以来しばしば禁令を発し、1352年(正平7・文和1)には、先に攻撃した側は理を論ぜず所領没収、防戦側は非理(喧嘩の原因に関して正当性がない)の場合は同罪、理ある場合も所領半分没収と定めたが、その後、攻撃側・防御側ともに原因の理非を問わず処罰される方向が強化され、それが戦国大名の分国(ぶんこく)法に継承されて両成敗法となった。両成敗法は要するに自力救済行為を否定し、大名裁判権に強制的にゆだねさせることを目的に制定されたもので、江戸幕府も初期にはこれを採用している。

引用元:喧嘩両成敗法とは-コトバンク

くわしいぞう
くわしいぞう
如儡子にょらいし作の『可笑記』かしょうき より、「織田信長公、羽柴はしば秀吉公のときよりこのかた、いづれ御家にもけんか両せいばいと定めおかるる」とあるぞ。

「ことわざのイメージ」

通常喧嘩や小競り合いが起きたときには、双方から事情を聞き、どちらに非があったかを聴取(事情聴取)するものですが、このことわざは、揉め事を起こした双方が悪いとし、同じ処罰を下すという意味です。

「使い方」どちらが悪いか問わず、双方悪いとする時

喧嘩両成敗

 

 

 

 

 

 

 

 

ためになるぞう
ためになるぞう
会社の会議で、同期の企画に意見したら、少し言い合いになってさ。
ためになるこ
ためになるこ
あら。大丈夫でしたか?
ためになるぞう
ためになるぞう
そのせいで会議は中断してしまったから、二人揃って始末書しまつしょを提出しろだって。僕は自分の意見を言っただけなのに、どうしてそうなるんだよ。
ためになるこ
ためになるこ
それは大変でしたね。まさに喧嘩両成敗ですね。

この例文のように、揉めてしまったことで大切な会議が中断してしまったことに反省しなさいといった、どちらが悪いかを問われることはなく、双方に責任があるという意味合いで使っています。

「例文」双方許してもらうことではない

学校で友人と些細なことで口論になり、顔を数回叩き合ってしまった。学校側との話し合いの結果、双方の理非関係なく喧嘩両成敗の言葉通り、停学処分は免れた。

悪い例は、両成敗とは、どちらも処罰を受けるという意味なので、騒動や行いを許してもらうことは間違いです。

同様の事例で、良い例で解説します。

学校で友人と些細なことで口論になり、顔を数回叩き合ってしまった。学校側との話し合いの結果、双方の理非関係なく喧嘩両成敗の言葉通り、反省文の提出と、一週間停学処分になった。

良い例は、双方理非関係なく、同じ処罰を受けるという意味が正しいです。

「類義語」喧嘩両成敗と似ている四字熟語を紹介

悪因悪果あくいんあっかとは?

良い行いか悪い行いかによって、それにふさわしい報いが現れること。

〙 悪因は必ず悪果をもたらすこと。悪い行為をすれば、それが原因となって、必ず悪い結果が生ずること。

引用元:悪因悪果とは-コトバンク

喧嘩両成敗「理非問わず双方処罰するという、自身らが起こした行いに対して罰せられる」という意味と、悪因悪果自身の悪い行いによって、それが原因となり悪い結果を招くことの意味が、どちらも自らの悪事によって良くない結果を招いている言葉なので、記載してみました!

(例) 職場の愚痴ばかり言う同僚は、仕事はできるがなかなか大きなプロジェクトを任せてもらえない。上司も愚痴ばかり言う人間には仕事を頼みたくないようだ。これこそ悪因悪果だ。

「英文」喧嘩両成敗1つ紹介

In a quarrel both parties are to blame.(喧嘩両成敗)

・In a quarrelとは、喧嘩の原因において 

both parties とは、両覚、双方

・are to blame とは、悪い責任がある

このような形で構成されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

・理非問わず事を起こした双方が同じ処罰を受けるときに使う。

・免除されたとき、許される時には使わない。

喧嘩両成敗は、何か揉め事があった時に双方を処罰する方が、原因究明し良い悪いを判断するよりも手っ取り早く解決できる手段であったと思います。

しかし如儡子にょらいしも、機会的に双方を罰することを否定しており現在でも「それは理不尽じゃないか。双方の意見をちゃんと聞くべきだ」と言った声も多くあります。

非常に歴史ある言葉ですが、現代ではあまり推奨されないような気がします。

やはり何か揉め事が起きた時には、できる限り双方の意見を聞いた上で、良い悪いを判断していきたいものです。

この記事の監修者
★ゆう★
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