「木を見て森を見ず」って聞いたことありますか?また、使ったことありますか?シンプルに言い換えれば「細かいことばっかり気にしてると全体的に考えるの忘れる」つまり、細かいことに気を取られ最終的にどうなるのかを考えてないし、もっと大きい要素を見逃すことです。
どうですか?イメージ湧いてきましたか?
ではもっとわかりやすいようにもっと詳しく『木を見て森を見ず』について解説していきます。
読み方 | きをみてもりをみず |
---|---|
意味 | 物事の一部や細部に気を取られて、全体を見失うこと |
使い方 | 細かいことに気を取られて全体を見ていないとき |
英文訳 | You cannot see the wood for the trees.
(木を見て森を見るはできない) |
類義語 | 木を数えて林を忘れる/金を攫む者は人を見ず/鹿を追うものは山を見ず/獣を逐う者は目に太山を見ず |
木を見て森を見ず
では「木を見て森を見ず」について意味・使い方/例文・類義語・対義語・英文の五つに分けて解説していきます!
「意味」物事の一部や細部に気を取られて、全体を見失うこと
先ほども言いましたが「木を見て森を見ず」と言うのは「物語の一部や細部に気を取られて、全体を見失うこと」何ですが、シンプルに考えれば ”細かい事ばっかりに気を取ると全体的がどうなるか見えなくなる” と思うようにすればイメージしやすいのではないでしょうか?
ちなみに。。。
「木を見て森を見ず」って元々は英語のことわざだそうです。
※英語版は英文のところで解説します!
「使い方」細かいことに気を取られて全体を見ていないとき
「木を見て森を見ず」使い方を見ていきましょう
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]最近新しいカバンを買ったんだ[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]良かったわね、でもこの前も新しいの買ったと言ってなかった?[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]安物だし、もう一つ買っても大丈夫と思って[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]節約をするって言ってなかった?それは木を見て森を見ずよ?[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]確かに。。。[/chat]
とことのような使い方がありますよ
「例文」木を見て森を見ずの悪い例・良い例を紹介
「木を見て森を見ず」の意味を見るとかなり使いやすいと思いますが、例えば
・私は集中しすぎるとが周り見えなくなるから木を見て森を見ずなんだよね。
・木を見て森を見ずをするのも大事。
のように、”集中して周りが見えなくなる”とか”大きい図よりも細かいところを見るのも大事”な意味合いで使うのはどちらかと言うと✖️です。
「木を見て森を見ず」の意味は物事の些細なところ・細かいものに気を取られて、その全体の結果がどうなるかを見落とす・見失うことなので、上のようにただただ ”細かい物ばっかりに気を取る” とか ”大まかに見るより細かく見る” の意味合いで使うのはNGです。
逆に良い使い方として
・私は心配性なところがあってよく木を見て森を見ずって言われるので、遠慮なく注意してください。
・友達に木を見て森を見ずの子がいるんだけど、僕は逆に森を見て木を見ずだからよく話し合いで揉める。
などの使い方がありますよ!
「類義語」木を見て森を見ず4つ紹介
木を数えて林を忘れる
物事の一部に気を取られて、全体を見失う
金を攫む者は人を見ず
一つのことに夢中になると、他のことが全く目に入らなくなる
鹿を追う者は山を見ず
目先の利益を追っていると、周囲の状況に気づかない
獣を逐う者は目に太山を見ず
目先の利益を追っていると、周囲の状況に気づかない
「対義語」木を見て森を見ず4つ紹介
森を見て木を見ず
全体しか見てないから小さいことを見落とす
鹿を逐う者は兎を顧みず
大きな利益を追う者は小さい利益を問題にもしない
大行は細謹を顧みず
大きなことを成し遂げようと些細なことにはこだわらず、目標に向かって積極的に動く
鷲は蝿を捕らえず
大物は、小さな利益を問題にしない
「英文」木を見て森を見ずを紹介
You cannot see the wood for the trees.
<木を見て森を見ることができない>
・cannot = can not → できない
・wood → 木材/森
では解説していきます!
まず ”You cannot” と書いてあるので ”あなたは〇〇ができない” と言いています。
次に ”see the wood” って書いてありますね?先〇〇に入るものがまだでしたね?それがこちらになります「see the wood」= 「森を見る」つまり、一旦整理すると『あなたは森を見ることができない』になります
じゃ最後の部分 ”for the trees” ここがややこしいと思います、今のところは『あなたは森を見ることができない』、ここまではできていますね?じゃ足りないのは?そうです!なぜ見ることができないかがたりてないんです、そこでこちらの「for the trees」が入るんです。訳すと「for the trees」= 「木を見て」の部分になりますがもっと大まかに訳せば ”for the” がなぜ見るの意味になるのかわからないですよね?これはなんでかというと「for the」って英語は元が「のために」なんですが、先までの英文に何が足りませんでした?そうです!なぜ見ることができないか、それは大まかに言い換えると「木を見ているため森を見ることができない」になります、そもそもこの英文の動作が”見る”だから”木を見て”になります。
学校の連絡とかでよく「〇〇のため、今日は休日とさせていただきます」みたいな通知きたりしませんか?それと同じ感覚で覚えるともっとわかりやすいと思います。
まとめ
・『木を見て森を見ず』 = 物事の一部や細部なことに気を取られて、全体を見失うこと
・「木を見て森を見ず」を使うときは些細な事ばっかり考えて、全体が見えていない時に使いましょう
・英文は細かくするより単語を知り、身近なものと重ねて覚えると◎
お疲れ様です!記事はここまでになりますがいかがだったでしょうか?参考になれたら幸いです。
最後の一言ですが、私もかなり木を見て森を見ずな部分があるので自分で書いてて面白かったです、皆さんはどうですか?「木を見て森を見ず」派ですか?それとも「森を見て木を見ず」派ですか?私はどちらにも入らない中間になりたいと思いましたね^^
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