木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)とは?意味や例文、使い方を徹底解説

木に竹を接ぐ
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木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)という言葉、みなさん聞いたことはありますか?あまり聞き慣れない言葉ですが、意味を知ると「あ〜なるほど!」となるはずです!

本記事では、「木に竹を接ぐ」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。

読み方木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)
ローマ字Ki ni take o tsugu
意味辻褄が合わないこと、釣り合いの取れないこと
使い方色々弁解をしていたら意味が分からなくなり、結果的に木に竹を接ぐような話になってしまった
英文訳to graft bamboo shoot on a tree
類義語水と油(みずとあぶら)
水火器物(すいかうつわもの)
目次

木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)とは

木に竹を接ぐ

そもそも木に竹を接ぐとは、木と竹…どちらも同じ木ですが性質が全く違います。言葉の中に「接」という字が使われています。この「接」とは接触や接着といった何かと何かをくっ付けるという意味があります。では、木と竹をくっ付けたとするとどうでしょうか、全く役に立ちませんよね。
そこからちぐはぐである、辻褄が合わないという意味で使われるようです。

意味「辻褄が合わない」ということ

「ことわざのイメージ」
来週の飲み会の話をまとめたいのに全然話が噛み合わなくて、話が進まない!ちぐはぐな事ばっかり言ってくるメンバーにイライラしちゃう!と言ったようなイメージですね。

「使い方」ちぐはぐな話になってしまった時

なるぞう

昨日の会議はどうだった?

なるこ

想定していない質問ばかり来て困ってしまって、
うまく話せなかったの

なるぞう

もっと準備をしていたら良かったのかな?

なるこ

そうね、結果的にちぐはぐな話で自分でも辻褄が合ってない、
まさに木に竹を接ぐような感じになってしまったの

この例文のように、「話の辻褄が合わない」「昨日話たことと今日話していることが違う」などという意味合いで使っています。

これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。

「例文」悪い例・良い例

彼と私はそもそも木に竹を接ぐような関係よ

性格が合わないという意味では間違っていないような気もしますが、性質が違うもの同士ということを表したいのであれば少し使い方が違うかもしれませんね。

先週話していたことと、今日話してることが全く別なことを話しているよ?それじゃ木に竹を接ぐような話だよ。

話に一貫性がないという意味でこの表現が合っていますね。

「類義語」木に竹を接ぐの類義語を2つ紹介

木に竹を接ぐの類義語を2つご紹介します。

水と油(みずとあぶら)

水と油も同じ液体出会っても性質が全く異なるもので、混ぜようとしても分離してしまって混ざり合うことはありません。そのことから、同じような意味として使えます。

水火器物(すいかうつわもの)

水と火は同じ器には入らない。こちらもどうしたって合わないものという意味で使えます。
類義語2つとも、お互い調和しないという意味ですね。

「対義語」辻褄が合う(つじつまがあう)

話に一貫性があり、意味が通じる事という意味です。
辻も褄も合うべき部分が合っているという意味の字として使われています。

「英文」木に竹を接ぐの英文を2つ紹介

木に竹を接ぐの英文を2つ紹介します。

to graft bamboo shoot on a tree

to graft bamboo shoot on a treeとは、木に竹をくっ付けるという直訳が出来ます。

inconsistent

inconsistentとは、一貫性のない矛盾している、食い違っているという意味。

まとめ

木に竹を接ぐとは、話の辻褄が合わない、食い違っているという意味です。
会社の上司の指示通りに遂行したのに、それは違う!などと言われた時には「上司の話していることは矛盾している、まさに木に竹を接ぐ話だ」なんて使ってみましょう!
実際には言えないですが…苦笑

木に竹を接ぐとは一貫性がない、食い違っている、混じり合わないことを意味します。

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