「金時の火事見舞い」ということわざを知っていますか?
金時の火事見舞いとは「飲酒により顔が真っ赤になる様子」という意味合いで使われます。




うさぽん、くまぽん、二人とも食べ物の金時が気になってるようですね(笑)
本記事では、「金時の火事見舞い」ということわざの意味や使い方など徹底解説していきます!
さて、うさぽんとくまぽんの疑問は解決するのでしょうか^^
早速見ていきましょう!
読み方 | 金時の火事見舞い(きんときのかじみまい) |
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意味 | 飲酒により顔が真っ赤になる様子 |
使い方 | 顔が赤いとき |
英文訳 | to blush(赤面する)
to flush(赤面する) to turn red(顔が赤くなる) |
類義語 | 金時が酒に酔ったよう/金時の醤油炊き/猿の火事見舞い/猿の花見/満面朱を注ぐ |
「金時の火事見舞い」とは
まず「金時」とは実在の人物であり、源頼光の四天王の一人「坂田金時」です。
坂田金時は元々赤ら顔だったのですが、坂田金時が火事見舞いに行くと炎の熱気でさらに顔が赤くなることから、顔が赤くなる様子を「金時の火事見舞い」といわれるようになります。
これにより、金時豆や、鳴門金時、宇治金時や金時人参などのように、赤いものに「金時」という言葉がつくようになりました。
ちなみに、坂田金時の幼少期の頃の名前は「金太郎」で、物語『金太郎』のモデルと言われています。






「意味」飲酒により顔が真っ赤になる様子
「金時の火事見舞い」とは「飲酒により顔が真っ赤になる様子」という意味あいです。



「ことわざのイメージ」
- 赤ら顔
- お酒を飲んで顔が赤くなっている
- 坂田金時のイメージ
「使い方」顔が赤いとき












「例文」顔が赤いとき
彼女は恥ずかしい思いをして、金時の火事見舞いのように赤面した。



お酒に弱い彼は、会社の飲み会で金時の火事見舞いのようであった。
「類義語」金時の火事見舞い5つ紹介
金時が酒に酔ったよう
「金時の火事見舞い」と同じ意味です。
金時の醤油炊き
顔があかくなる様子
猿の火事見舞い・猿の花見
飲酒により顔が赤くなっている様子



満面朱を注ぐ
怒りで顔全体をまっかにすること。






「英文」金時の火事見舞い3つの表現を紹介
このことわざに対応した英語のことわざは存在しません。
そこで、同じ意味をもつ英文を紹介します。
まとめ
それでは、最後に重要なポイントをまとめます。
- 「金時の火事見舞い」とは、飲酒により顔が真っ赤になる様子。
- ただ単に顔が赤い場合ではなく、飲酒によるものに使われる。
いかがでしたか?
冒頭での、くまぽん、うさぽんの疑問も解決できたのではないでしょうか^^
忘年会やお花見でお酒で顔が真っ赤になっている人をみかけたら、このことわざを思い出してみてください♪
もしくは、使ってみても良いかもしれませんね!
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