「得手に帆を揚げる」の意味とは?使い方や英文、類義語を解説!

得手に帆を揚げる
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「得手に帆を揚げる」(えてにほをあげる)ということわざを知っていますか?なんとなく…わかりそうでわからないという方も多いのではないでしょうか。「得手に帆を揚げる」とは、絶好の機会が到来してそれを利用して行動を起こすという意味があります。

本記事では、「得手に帆を揚げる」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!

読み方 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
意味 絶好の機会が到来してそれを利用してはりきって行動を起こすこと
使い方 恵まれたチャンスを逃がさず利用する時
類義語 順風満帆/追い手に帆を揚げる/風に順いて呼ぶ/流れに掉さす/渡りに船
英文訳 Hoist your sail when the wind is fair.(順風のときに帆をあげよ)
目次

得手えてげるとは

得手に帆を揚げる とは

 

「得手に帆を揚げる」とは、追い風がきたら帆を揚げて、その風を利用して船を加速させ、軌道に乗せることをあらわしています。

「追い風が来ること」を絶好のチャンスととらえて、そのチャンスを生かして行動を起こし、成功に導こうとすることをいいます。
得手えてとは、最も得意とすること。げる」とは、地上から空中高くに位置させることをいい、「上げる」とも書きます。「得手に帆を掛ける」ともいいます。

『江戸いろはかるた』の一つで、『江戸いろはかるた』では「得手に帆をぐ(げ)」。「得手に帆を揚げる」の古い表現。

・「いろはかるた(いろはがるた)」とは

いろはかるた(いろはがるた)は、江戸時代後期に始まったといわれるカルタの一種。いろは四七文字に「京」の字を加えた四八字を頭にしてことわざの内容を絵解きした絵札の、計九六枚を一組として遊具にしたもの。主に子供が正月に遊ぶ。

いろはかるた一覧より

「意味」絶好の機会が到来してそれを利用して行動を起こすこと

得手に帆を揚げる 意味

 

追い風に帆を揚げるように、得意とすることを発揮できるチャンスに恵まれたので、それを逃がさずに利用して進むことをいいます。

「ことわざのイメージ」

・「時は来た!」

・「チャンスをつかむ!」

・「時期を逃さない!」

今まさに、自分の得意なことを存分に発揮できる絶好のチャンスがやってきたということ。そのチャンスを逃さないように行動を起こすというイメージです。

「使い方」絶好のチャンスがやってきた時

得手に帆を揚げ 使い方

 

ためになるぞう
今度の夏祭りに出ることになったんじゃが。
ためになるこ
あら、それはすごいですね。でも…、何をするんですか?
ためになるぞう
マジックショーのコーナーがあるらしいんじゃが、そこでマジックを披露してくれと頼まれたんじゃ。
ためになるこ
まぁ!それはいいですね。得意分野じゃありませんか!
ためになるぞう
そうなんじゃ。コツコツ技を磨いてきたことを、ようやく見せることができるのう。
ためになるこ
まさに得手に帆を揚げるですね。思いっきり張り切って披露してくださいな。

この例文のように、得意なことを披露する機会に恵まれたという意味合いで使っています。

これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。

「例文」恵まれたチャンスを逃がさず利用する時

得手に帆を揚げる 例文

苦手だけど思いっきり得手に帆を揚げて頑張るよ。

苦手なことを頑張るという意味ではないので、使いません。

・今度の球技大会の種目はサッカーに決まった。サッカー部エースの彼にとっては、得手に帆を揚げるで優勝を狙ってくるよ。

得意なことでチャンスをかし、はりきって優勝を目指してくることを意味しています。

一段の風流を加えようという気になって、得手に帆を揚げるような下り坂の道を、車返しでもきびすをめぐらすことをせず、悠々として月の夜道をたどりました。

中里介山著 『大菩薩峠 不破の関の巻』 青空文庫より

「類義語」得手に帆を揚げる5つ紹介

得手に帆を揚げる 類義語

順風満帆じゅんぷうまんぱん

船が、帆に追い風をいっぱいに受けて快く進むこと。また、そのように物事が滞りなく順調に進むことをいいます。

(例文)これまで大きな病気や怪我もなく、順風満帆な人生を送れている。

げる

うまく条件が整い自分の得意の部門で、十分に実力を発揮することができることをいいます。追い手とは、追い風のことを意味します。

(例文)彼はパソコンが得意だから、プレゼン用の資料をお願いしたら、追い手の帆を揚げてあっという間に完成したよ。

かぜしたがいて

風上から風下に向かって呼べば声がよく届くように、勢いに乗じて事を行えば成功しやすいということをいいます。

(例文)英検3級の資格に合格できたから、風に順いて呼ぶで2級を目指そう。

ながれにさおさす

流れにしたがってさおさしてくだるように、好都合な条件に恵まれて物事を思いどおりに進めることをいいます。

(例文)好きなアイドルの限定グッズが当たり、喜んでいたら流れに掉さすように、応募していたライブのチケットが当選したと連絡があった。

わたりにふね

必要な物がそろったり、望ましい状態になったりして好都合なことをいいます。

(例文)改札口を出たらどしゃぶりの雨だった。傘を持っていなくて困っていたら、これから海外へ移住するという青年から「使ってください」とビニール傘を渡された。まさに渡りに船だ。

くわしいぞう
5つとも、物事が全てうまくいくという意味があるんじゃな。

「英文」得手に帆を揚げる2つ紹介

得手に帆を揚げる 英文

・Hoist your sail when the wind is fair.

(順風のときに帆をあげよ)

・Hoist(揚げる)

・Sail when(~に帆)

・The wind is fair(風は穏やか)

・Fry the sails while the wind is good.

(風向きの良いうちに帆を揚げよ)

・Fry the sails(帆を揚げる)

・While(~の間)

・The wind is good(風がいい)

くわしいぞう
英語では、風向きや穏やかな時に帆を揚げるという意味になるんじゃな。

「得手に帆を揚げる」まとめ

得手に帆を揚げる まとめ

 

「得手に帆を揚げる」とは、絶好の機会が到来し、それを利用して張り切って行動を起こすことという意味でしたね。

得意なことは、自信をもって行動することができるし、自分の持てる力を思いっきり出すことができます。ただ、待ってましたとばかり調子に乗ると、うっかり初歩的なミスにつながる可能性がありますので注意しましょう。

恵まれた絶好のチャンスを逃さないように利用して行動を起こそう。

行動を起こした未来のあなたは達成感と自信にあふれていることでしょう。

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