驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶの意味とは?使い方などを解説!

驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶとは
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驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶ(きはいちにちにしてせんりなるも、どばもじゅうがすればこれにおよぶ)ということわざをご存知でしょうか。

凡人も努力をすればすぐれた人に追いつけるという意味です。

本記事では、一日いちにちにして千里せんりなるも、駑馬どば十駕じゅうがすればこれおよぶ」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。聞きなじみのなことわざをすらすらと言えると格好いいですよね!ぜひ最後まで読んでマスターしてみましょう。

読み方 驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶ(きはいちにちにしてせんりなるも、どばもじゅうがすればこれにおよぶ)
意味 凡人でも努力し続ければ、すぐれた人物に追いつくことができるということ。
使い方 努力するとき
英文訳 make efforts to achieve the goal

目的を達成するために努力する

類義語 騏驥も一躍に十歩すること能わず(ききもいちやくにじゅうほすることあたわらず)

 

目次

驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶとは

努力しよう

 

少し難しい言葉が並んでいるので細かく確認してみましょう。

  • 「驥(き)」一日に千里も走る名馬のこと。
  • 「駑馬(どば)」足の遅い馬のこと。
  • 「駕(が)」馬に車をつけて走るという意味。
  • 「十駕(じゅうが)」上記の意味を十個分、つまり十日間行うこと。

かみ砕いて言葉の意味を表現すると、足の遅い馬でも十日間走り続けたら足の速い馬に追いつくということになります。

「意味」凡人も努力すればすぐれた人に追いつく

 

あなたは驥(き)に追いつけるように駑馬(どば)が十日間も走り続けるようすを想像するとどのように感じますでしょうか。

ことわざのイメージ

目標に向かって一生懸命に努力していると感じることができますよね。

まさにその通りで、このことわざには努力することの大切さが表現されています。

「使い方」努力が身になることを表現するとき

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]あら、なるぞうさん。今日もお出かけですか。あまり無理をなさらないでくださいね。[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]ああ、最近は寝込んでしまうことが多かったからのう。少しは体を動かさんとな。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]また倒れては元も子もありませんよ。わたしは心配ですよう。[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]一日いちにちにして千里せんりなるも、駑馬どば十駕じゅうがすればこれおよというじゃろう。毎日少しでも体を動かしていないとな。わしもなるこさんと同じくらい長生きしたいからの。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]あら嬉しいですね。なるぞうさんの長生きのためなら応援していますよ。[/chat]

 

この例文のように継続的な努力が大切だという意味合いで使っています。

これを参考にいくつかの例文をみていきましょう。

「例文」努力をすることで成功するようすを表現するとき

・10回練習したらできるはずだよ。一日いちにちにして千里せんりなるも、駑馬どば十駕じゅうがすればこれおよというだろう。

この言い方ではまるで10回物事に取り組めばどんなことでも必ず成功するようにとられてしまいます。

・驥一日いちにちにして千里せんりなるも、駑馬どば十駕じゅうがすればこれおよというから、今は難しくても続けていこう。

・マラソン大会で優勝した彼に話を聞くと、一日いちにちにして千里せんりなるも、駑馬どば十駕じゅうがすればこれおよということだよと話してくれた。

どちらも努力をすることで結果が出ることを表現しています。

「類義語」騏驥も一躍に十歩すること能わず

ステップアップ

 

同じ「騏(き)」が使われていることわざに

騏驥きき一躍いちやく十歩じゅうほすることあたわず」というものがあります。

意味:足の早い馬でも一回の跳躍で十歩の距離を進むことはできないようすから地道な努力が大切だということです。

このことわざは「騏(き)」の目線から説いたことわざになっています。

[box04 title=”例文”]急に売り上げを上げようとしても、騏驥も一躍に十歩すること能わずで、日々の経営努力がいずれ利益につながります。[/box04]

「対義語」屋上屋を架す

無駄な努力

地道な努力の大切さを説くことわざと反対に屋上屋おくじょうおくす」ということわざがあります。

意味:屋上の上にさらに屋根を作るようすから、無用な努力をしているということです。

必要のない努力をいくら重ねても無駄だと表現するときに使用します。

[box04 title=”例文”]明日大事な初デートなんだと言ったら、友達が行き先からランチメニューまで考えてくれて嬉しかったが、既に決めていた僕としては屋上屋を架すとしか言いようがなかった。[/box04]

 

まとめ

一日いちにちにして千里せんりなるも、駑馬どば十駕じゅうがすればこれおよについて理解は深まりましたでしょうか?

努力をしていくことの大切さを伝えるときに使用してみましょう。

今回のことわざのように言葉の意味を想像してからそのことわざの正しい使い方を確認してみるとより深く理解しやすくなります。

上手に応用して格好いいことわざマスターになりましょう!

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