あなたは 生兵法は大怪我のもとということわざを知ってますか?

くま吉くんのように読み方や意味に疑問をもつ人も多いでしょう。
本記事では「生兵法は大怪我のもと」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。
読み方 | 生兵法は大怪我のもと(なまびょうほうはおおけがのもと) |
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ローマ字 | namabyoho ha okega no moto |
意味 | 中途半端な知識やうろ覚えの技術は、かえって大失敗するということ |
使い方 | 中途半端な知識で物事をする時 |
英文訳 | A little learning is a dangerous thing.(少しばかり知っていることは危険である) |
類義語 | 生悟り堀に落ちる/生物識り川へはまる/生物識り地獄に落ちる |
生兵法は大怪我のもととは
「生兵法」は「なまへいほう」と読むのは誤りで、「なまびょうほう」と読みます。
- 兵法→ 古代中国で発達した戦闘に関する学問です。孫子の兵法が有名ですね。
- 生→未熟な、完全でない(例 生乾き、生半可)
よって生兵法とは、ちょっと聞きかじった兵法や武術のことです。
また生兵法は大怪我のもとは、「生兵法は怪我のもと」「生兵法は大疵のもと」とも言います。
「もと」は「元」「基」「本」とも書きます。



「意味」 中途半端な知識やうろ覚えの技術は、かえって大失敗するということ
中途半端な知識やうろ覚えの技術は、かえって大失敗するという意味が、生兵法は大怪我のもとです。
全く知らないことであれば手を出さないことでも、少しばかり知っていることによって自分を過信して手を出してしまいます。
すると、うまく事が運ばなくなり大失敗してしまうということになります。
「ことわざのイメージ」
ちょっと知ってるからとやってみると、大失敗してしまうイメージ
「使い方」 中途半端な知識で物事をする時












なるぞうさんはYouTubeで見ただけの知識で、洗濯機の修理をしようとしました。
中途半端な知識だとかえって他のところも壊して、大失敗になる可能性がありますね。
「例文」 悪い例・良い例
スキー全く知らないんでしょ?生兵法は大怪我のもとだからやらない方がいいよ!



スキーの講習を数回受けたからって言っても、いきなり上級者コースに行くのはやめた方がいい。
生兵法は大怪我のもとだよ。



「類義語」 生兵法は大怪我のもと 3つ紹介
生兵法は大怪我のもとの類義語を3つ紹介します。
生悟り堀に落ちる
生物識り川へはまる
生物識り地獄に落ちる
どれも中途半端な知識では、大失敗するという意味です。
悟りや物識り(物知り)の前には、未熟という意味の「生」がついています。
堀に落ちたり、川にはまったり、地獄に落ちたりと散々な表現が用いられてます。
「英文」 A little learning is a dangerous thing.
生兵法は大怪我のもとの英語表現を紹介します。
A little learning is a dangerous thing.
意味:少しばかりの知っていることは危険である。
- a little~:少しの~
- learning:学ぶこと、知識
- dangerous:危険
まとめ
いかがでしたでしょうか?
生兵法は大怪我のもとの意味は、中途半端な知識やうろ覚えの技術は、かえって大失敗するということでした。
物事は慎重に行うべきであって、中途半端だと危険となる行為もあります。
自分の知識を過信せず、慎重に物事を行いたいものですね。
- 中途半端な知識やうろ覚えの技術は、かえって大失敗するという意味です。
- 中途半端な知識で物事をする時に使えます。
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