陸に上がった河童(おかにあがったかっぱ)の意味と使い方とは?例文もご紹介!

陸に上がった河童
URLをコピーする
URLをコピーしました!

陸に上がった河童(おかにあがったかっぱ)ということわざをご存じでしょうか?聞いたこともないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本記事では、「陸に上がった河童」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!

読み方 陸に上がった河童(おかにあがったかっぱ)
意味 自分に適した環境から離れたときに、力を発揮できず無能になること。
使い方 能力を発揮できないとき。
類義語 魚の水を離れたよう/陸に上がった魚
対義語 魚の水を得たるが如し/水に放たれた魚のよう

 

目次

陸に上がった河童(おかにあがったかっぱ)

陸に上がった河童

「陸に上がった河童」の由来は、河童は頭の皿から水がなくなってしまうと生きていられないと言われており、水の中では自在に泳ぐことができる河童も、陸へ上がってしまうとどうしようもなくなることです。

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]「陸へ上がった河童」ともいうぞ。[/chat]

「意味」能力が発揮できなくなることである

自分に合った環境ではない状況に置かれた場合、力を発揮できずに無能になるという意味です。

「陸」はりくではなく、おかと読みます

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]「陸に上がった河童」を「河童の川流れ」と混同し、まれに失敗することがあるという意味で使うのは誤りじゃぞ。[/chat]

「ことわざのイメージ」

河童だと想像がしにくいかもしれないので、魚で想像してみましょう。魚は水の中では、スイスイ泳いでいますよね。しかし水のない陸に上がってしまうと死んでしまいます。

このようにこのことわざには、自分に適した環境ではなくなると、無能になるという意味があります。

「使い方」専門外では、無能になるとき

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]バスケが得意だそうじゃな。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうなんです。小さい頃からやっていて!でもバレーボールは全くできないんです。[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]陸に上がった河童じゃな。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうですね。[/chat]

 

この例文のように、専門外では無能になるという意味合いで使っています。

これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。

「例文」適した環境以外では無能になるとき

あの人がサーブを失敗しているのは見た事がないのに、失敗することもあるんだ。陸に上がった河童だね。

どんな人でもたまには失敗することもあるという「河童の川流れ」と混同してしまっていますね。

陸に上がった河童

数学の先生に国語の問題を質問したら分からないと言われた。陸に上がった河童だね。

自分の専門分野以外では分からないという意味ですね。

「陸に上がった河童」2つの類義語

魚の水を離れたよう(うおのみずをはなれたよう)

唯一の頼りを失ってしまい、どうすることもできないさまのたとえです。

【例文】

彼はサッカー選手だったが、脚をケガしてしまい、魚の水を離れたようだ。

陸に上がった魚(おかにあがったさかな)

河童が魚に言い換えられただけで、意味は同じですね。

「陸に上がった河童」2つの対義語

魚の水を得たるが如し(うおのみずをえたるがごとし)

苦境から脱して、またはその人にふさわしい場所を得て能力を発揮し、大いに活躍することのたとえです。

【例文】

あの夫婦は苦労を共にし、魚の水を得たるが如しだ。

水に放たれた魚のよう(みずにはなたれたうおのよう)

魚にとってふさわしい、水の中に放たれ、生き生きとしている様子です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

自分に適した環境ではないときに、無能になること

「陸に上がった河童」にはこのような意味がありましたね。誰しも得意不得意があります。しかし専門分野以外も無知ではなく、ある程度知識を持っておくことも必要ですね。

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる