「教うるは学ぶの半ば」の意味とは?わかりやすい使い方と例文を解説!

教うるは学ぶの半ば
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おしうるは学ぶのなか」ということわざを知っていますか?なんとなくはわかるけど、意味はわからないとおっしゃるかもしれません。人に何かを教えることって難しいですよね。言いたいことが上手く伝わらなかったり意図している内容と違う解釈をされたりしがちです。人に何かを教えるには、教える側が勉強して、わかりやすい言葉で伝えないといけませんね。

本記事では、教うるは学ぶの半ば」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!

読み方 教うるは学ぶの半ば(おしうるはまなぶのなかば)
意味 人に学問を教えることは、自分の勉強にもなる
使い方 もう一度自分も学ぶ
英文訳 We learn by teaching.(人は教えることによって学ぶもの)
類義語 教学は相長きょうがくはあいちょう

 

目次

教うるは学ぶの半ばとは

一緒に学ぶ

人にものを教えるときは、自分も十分に勉強しないといけないということ。不確かなところを学習し直したり、記憶を新たにするためにも、自分の知識を深めることにもなるということ。

由来は、「書経しょきょう・説明下」にあることばからきています。「書経しょきょう」は、中国の古典で五経のひとつで、宋の時代の物です。

『書経』(しょきょう)は、中国古代の歴史書で、伝説の聖人であるぎょうしゅんからいんしゅう王朝までの天子や諸侯の政治上の心構えや訓戒・戦いに臨んでの檄文などが記載されている 。『尚書』または単に『書』とも呼ばれ、儒教の重要な経典である五経の一つでもある 。 内容に違いがある2種類の本文が伝わっており、それぞれを「古文尚書」・「今文尚書」と呼んで区別する 。現代に伝わっている「古文尚書」は由来に偽りがあることが断定されているので「偽古文尚書」とも呼ばれる 。もともとの「古文尚書」は失われており、現代には伝わっていない 。書経

「意味」教えることは学ぶこと

 

教えることは学ぶこと

人に教えるとなると、中途半端な知識や教養では教えられませんし、自分の知識にあいまいなところがあることに気がつきます。そんなとき、自分からそのことを調べ、勉強しなければ、人に教えられないので、半分は自分の勉強になるとのことです。自分の学問や見識も高められて進歩するということです。

「ことわざのイメージ」

よくわかっているつもりでも、いざ人に教えようとすると、「あれっ?これでいいのかな?」と細かいところで、わからなくなることがありますね。間違ったことは教えられないし、人に何かを教えるのは難しいですよね。

「使い方」もう一度自分も学ぶ

教うるは学ぶの半ば」は、自分が忘れていることの再確認もできるようですね。

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]忘れてることも、けっこうあるのう…。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]何を一生懸命にしてるのですか?[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]近所の子らに、ことわざの意味を教えているんじゃが、いざとなったら、これでいいのかわからんので、「ナルゾウ」のサイトで勉強し直してるんじゃよ。なかなか面白いなぁ…。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]教うるは学ぶの半ばといいますからね。自分のボケ防止にもなって良いですね。[/chat]

これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。

「例文」教うるは学ぶの半ば悪い例と良い例

サッカーのシュートを教えるときは、教うるは学ぶの半ばというからコーチのシュートを見て覚えさせると良い。

やり方を見せて教えるのは、教え方としては良いのですが、このことわざを使うのは間違っています。

教うるは学ぶの半ばというが、子供に算数を教えるのに、教科書を一緒に見ながら教えていて、自然と大人の自分も学び直している。

教えるために、一緒に学び直していることに使うのは良い例です。

「英文」教うるは学ぶの半ば2つ紹介

We learn by teaching.

人は教えることによって学ぶもの

learn(学び).teaching(教える)

Teaching others teaches yourself

他人を教えるということは、自分を教えるということ

「類義語」教学きょうがく相長あいちょう

教えることと学ぶことはお互いに作用しながら成長していくということ。人に教えれば、自分の学問・知識も進歩するということ。

「対義語」見つかりませんでした

ごめんなさい

まとめ

人に何かを教えることって難しいですよね。言いたいことが上手く伝わらなかったり意図している内容と違う解釈をされたりしがちです。人に何かを教えるには、教える側が勉強して、わかりやすい言葉で伝えないといけませんね。

おしうるは学ぶのなか」の意味は、中途半端な知識や教養では人に教えられません。あいまいな部分を見つけ出し、自分からそのことを調べ、勉強しなければ、教えられないので、半分は自分の勉強になるとのことです。さらに自分の学問や見識も高められて進歩するということです。

使い方は、知ってることでも、もう一度学び直しながら人に教えるということが、自分を成長させることにもつながるというときに使います。

しっかり理解していると、相手に合わせてわかりやすく教えることができますね。教えながら、自分の知識を再確認できるので、自分のための復習になります。そして、生きていることは、常に新しい学びがあるということかもしれません。

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