今回は抹茶に関することわざです。よく使われるので目を通してください。
本記事では、「お茶を濁す」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!
読み方 | お茶を濁す(おちゃをにごす) |
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意味 | 取りつくろってその場を逃れる |
使い方 | 不利をごまかしているときに |
英文訳 | make tea muddy(その時は追及されたのでお茶を濁してその場を離れた) |
類義語 | 言葉を濁す |
対義語 | きちんと対応する |
お茶を濁すとは
むかし抹茶の立て方をよく知らない人が、お茶を濁してそれらしくみせて取り繕ったことから
「意味」何とか取り繕ってその場逃れをする
「ことわざのイメージ」
その場を逃れるため、あることないこと手を尽くすこと。とてもいろいろな手段を対象にして言う。
「使い方」行動が信用に足りないとき
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]昨日書いた書類は速達で出したんだよね?[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]ええ、そうですよ[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]お茶を濁してないかい[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]すみません[/chat]
この例文のように、あやしいという意味合いで使っています。
他にも参考に下にいくつか例文を載せてあります。
「例文」取り繕い方
たくさんの取り繕い方があります。
まれにアガサ・クリスチィのような、一作ごとに新手を用い、多作しながら変化をつづける天才的な作家もありうるけれども、一般の作家は、こうは行かない。職業化して多作を強いられると、勢い推理小説以外の怪奇小説とか、スリル小説、ユーモア探偵というようなもので、お茶を濁すということになる。
(坂口安吾『探偵小説とは』)
裸男の如き馬鹿者の頭より、これに對すべき妙歌の、湧き出づべき筈は無けれど、『出來ません』と跳ね付くるは、餘りに無愛想也。『いづれ、ゆつくり考へて見申さむ』と、お茶を濁す。
(大町桂月『夜の高尾山』)
しかし、これはおかしい程売れず、結果、学校、官庁、団体への大量寄贈でお茶を濁すなど、うわべは体裁よかったが、思えば、醜態だったね。
(織田作之助『勧善懲悪』)
「類義語」お茶を濁す2つ紹介
言葉を濁す
はっきりとした受け答えをしない。
けむに巻く
相手が追及しないようにする
「対義語」お茶を濁す
きちんと対応する
「英文」make tea muddy
That time I pursued, I dodged the subject and reave there.(その時は追及されたのでお茶を濁してその場を離れた)
まとめ
お茶を濁していなくても間違っているときは多々あります。お茶を濁すようなことはできるだけ避けましょう。
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