皆さんは、「親馬鹿子馬鹿」ということわざを聞いたことは、ありますか?
おそらく、聞いたことはあまりないですよね?
でも、「親馬鹿」というのは聞いたことがあると思います。
ですから、今回は!
「親馬鹿子馬鹿」という言葉の意味や使い方などを分かりやすく解説していきます。
読み方 | 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか) |
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意味 | 親は自分の子を溺愛するあまり、子の愚かさに気づかず、子は親の愛情に甘えて愚かなことをするということ。 |
使い方 | 子供が失礼な事をしたのに、親は注意せず、放置しているとき。 |
類義語 | 親馬鹿子機嫌/親守り子機嫌 |
英文訳 | Doting parent foal deer |
「親馬鹿子馬鹿」とは
「意味」 親は子を溺愛し、子も溺愛することで、子が悪行を働くこと
親は自分の子を溺愛するあまり、子の愚かさに気づかず、子は親の愛情に甘えて愚かなことをすることが「親馬鹿子馬鹿」の意味です。
[box06 title=”あわせて読みたい”]「親馬鹿」という言葉もありますよね?こっちの意味は、わが子を愛するあまり、子を実質以上に評価したり、子のために他人から愚かに見える行動をしたりすることです。 子も親を溺愛しないと「親馬鹿子馬鹿」にはなりません!![/box06]
「ことわざのイメージ」
・「馬鹿」
・「仲良し」
・「平和」
馬鹿という言葉があるので、マイナスなイメージもありますが
親も子も、互いに溺愛しているということは、
仲がいいということにもなりますよね。
プラスのイメージも湧きます!
「使い方」子供が失礼な事をしたのに、親は注意せず、放置しているとき
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]聞いてください、おじさん。隣のお子さん、他の子を怪我させてしまったそうなんです。[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”right” border=”blue” bg=”none” style=””]それはいかんのう。ちゃんと、謝ったのか?[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]それが… お子さんは泣きながら、お母さんを頼って、お母さんは、うちの子は悪くないの一点張りなんですって。[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]なんて、親馬鹿子馬鹿なんじゃ…[/chat]
この例文のように、子供は悪事を働き、親は気がついているにも関わらず
責任転換をしたり、見て見ぬふりをすることに対して使っています。
これを参考に下にいくつか例文を載せておきます。
「例文」子は悪事を働き、親は見て見ぬふりをしてるとき
友達の親子は、とても仲がいいらしいく、いつも一緒にいる。
親馬鹿子馬鹿だな〜。
[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]ただお互いのことを愛して、仲がいいときには、使わないのだ![/chat]
ファミレスで、子供が走り回っているのに、どうして親たちは注意もせず、放置しているんだ! 親馬鹿子馬鹿にもほどがある!
[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]このように、子は親の愛情に溶け込み、親は子の悪事を放置しているときに使うのが正しいぞ![/chat]
「類義語」代表的な2つを紹介!
・親馬鹿子機嫌
親の過保護のもとに、その子供が胡座(あぐら)をかいてのうのうとしているという意味を指します。親馬鹿子馬鹿と同じく、子は親の甘いところに溶け込んでいますね。
・親守り子機嫌
子供が親の過保護のもとに甘んじて、ぬくぬくとしているという意味を指します。親馬鹿子機嫌ともよく似ていますね。
「英文」 親馬鹿子馬鹿の1つを紹介
Doting parent foal deer
直訳:親子馬鹿を溺愛
直訳を見ても分かる通り、英語にしても、意味がよく分かりますね。
まとめ
「親馬鹿子馬鹿」とは、親は自分の子を溺愛するあまり、子の愚かさに気づかず、子は親の愛情に甘えて愚かなことをすることを指します。
決して、ただ仲の良い親子には使いません!
子供が悪事をしていたら、大人は注意して教える。
当たり前のことです。
そういう子供を見かけたら、注意してあげましょう!
大人じゃない子は、大人の優しさに溶け込んではいけませんよ!
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