[chat face=”男の子2.png” さとし=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」ってどんな意味?どんな使い方があるの?[/chat]
今回はこのようなお悩みを分かりやすく解説いたします。
皆さんは「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」ということわざを聞いたことがありますか?
このことわざの意味は簡単に言うと、主従の関係は前世、現世、来世にわたる強い結びつきがあることを表しています。
「主従の関係」など使われている言葉が難しいですよね。
本記事では「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」の意味、由来、対義語、使い方など分かりやすく解説します。
読み方 | 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんぜ) |
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意味 | 親子の関係は現世だけ、夫婦の関係は前世と現世または来世の二世にわたり、主従関係は前世、現世、来世にわたる強く深いものだということを表している |
使い方 | 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世というように、先生にはとてもお世話になっている。この恩は一生忘れることはないだろう。 |
英文訳 | parent and childs relation is only this world. |
対義語 | 子は一世、夫婦は二世、主従は三世、他人は五世 |
[jin-iconbox01]「主従は三世」の「世」のみ「ぜ」と読みます[/jin-iconbox01]
「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」とは?意味、使い方、例文などを徹底解説!
[box03 title=”語源・由来”]封建社会の時に、主従関係を強調するために使われた言葉[/box03]
「意味」親子の関係は現世だけ、夫婦の関係は前世と現世または来世の二世にわたり、主従関係は前世、現世、来世にわたる強く深いものだということ
「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」の意味は、親子は現在の世の中だけの関係、夫婦は前の人生と現在の人生または次の人生の二世にわたる関係、主従(主君と家来)は現在の世の中、前の人生、次の人生の三世にわたる強い関係という意味になります。
「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」の中の難しい言葉を解説します。
- 一世 現世(現在の世の中)だけの関係
- 二世 前世(ある人生を起点として、それより前の人生)と現世または来世(現在の人生を終えた後の次の人生)にわたる関係
- 三世 前世、現世、来世にわたる関係
- 主従 主人と従者・主君と家来(現在で言うと、師匠と弟子・上司と部下など)のように、「AがBに訓令あるいは命令、号令等を下せる場合、AとBは主従関係にある」となる。
「ことわざのイメージ」
主従(師弟など)の関係は大切
「使い方」師弟の関係は大事だと言うとき
[chat face=”男の子2.png” さとし=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]意味は分かったけどどうやって使えばいいのかな[/chat]
[chat face=”先生-4.png” 先生=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]使い方をご紹介します。[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]わしには師匠がおってのう[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうなのですか?初めて聞きましたね[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]その師匠を尊敬しているから一生ついていこうと思っておる[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]それは賛成です。「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」といいますものね[/chat]
この例文のように、「師弟の関係はとても大切な関係」という意味合いで使います。
これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。
「例文」を3つ紹介
- 「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」と言われるが、この家族の絆は来世でもきっと結びついていると思う。
- 私は師匠についていくと決めました。「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」というように、ずっとあなたのそばにいます。
- 「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」というように、つき従うような師がほしい。
このように師弟の関係は強いきずなで結ばれているという意味で使われます。
「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」といわれるように、夫婦の関係は強い絆で結ばれている。
[chat face=”先生-2.png” 先生=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]この例文は夫婦の関係が一番強いという意味で使われているので、間違った使い方になります。[/chat]
「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」といいますように、ずっと社長についていきます。
[chat face=”先生-2.png” 先生=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]この例文は主従(上司と部下)の関係は、強い絆で結ばれているという意味で使われているので良い使い方です。[/chat]
「対義語」子は一世、夫婦は二世、主従は三世、他人は五世
「子は一世、夫婦は二世、主従は三世、他人は五世」の読み方、意味、英語訳をご紹介します。
読み方 | こはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんぜ、たにんはごせ |
意味 | 親と子の関係は最も大切なものだけれども、他人との関係も大切にしなさい、という教え。 |
英語訳 | One’s own child is one existences,husband and wife is two existences,another person is five existences. |
英語訳の単語解説
- existences 存在
- husband 夫
- wife 妻
- another 別の
- person 人
「英文」parent and childs relation is only this world.
単語の解説
- parent 親
- relation 関係、結びつき
- world 世界
まとめ
本記事はいかがでしたでしょうか。
「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」
の意味や使い方は分かりましたか。
【意味】
親子は現在の世の中だけの関係、夫婦は前の人生と現在の人生または次の人生の二世にわたる関係、主従(主君と家来)は現在の世の中、前の人生、次の人生の三世にわたる強い関係という意味。
【使い方】
「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」というように、先生にはとてもお世話になっている。この恩は一生忘れることはないだろう。
主従の関係が、何よりも強い絆で結ばれ深い関係である。
「主従は三世」の「世」のみ「せ」ではなく「ぜ」と読むので注意。
私も人生の師匠と呼べるような人を見つけたいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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