一度は聞いたことがある「ペンは剣より強し」ということわざ。
意味を知っていますか?
「ペンは剣より強し」とは、Wikipediaではこう書かれています。
独立した報道機関などの思考・言論・著述・情報の伝達は、直接的な暴力よりも人々に影響力がある」ということを換喩した格言である。
引用元 :Wikipedia ペンは剣より強し
簡単にいうと「暴力よりも言葉の力は大きな影響力がある」ということです。
さらに、これにはただの言葉の力を表した格言ではないのです。
まだ、ピンと来ていない人もいると思うので、本記事で意味や使い方を解説していくので
安心してください!
それでは、早速解説していきますね。
この記事でわかること↓
- 「ペンは剣よりも強し」の意味や使い方
- 「ペンは剣よりみ強し」の由来
読み方 | ペンは剣よりも強し |
ローマ字 | penhakenyorimotuyosi |
意味 | 言葉の力は暴力よりも影響があること |
使い方 | 意見や思いを伝えるとき |
類義語 | 言葉は剣よりも強し・舌は刃よりも強い |
対義語 | – |
英文 | The pen is mightier than the sword. |
「ペンは剣よりも強し」とは
![エドワード・ブルワー=リットンの画像](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2022/07/リシュリュー.jpeg)
「ペンは剣よりも強し」とは、イギリスの作家エドワード・ブルワー・リットンが1839年に発表された歴史劇の「リシュリュー」の一説に乗っている言葉。
剣とあるので、日本人なのかな?と思いましたが、
なんとイギリスの作家だったとは驚きでした!
この歴史劇に出てくる主人公リシュリューは政治家だったのですが、
ある日、自分の暗殺計画を知りどうにかしようと思います。
ですが、リシュリューはカトリックだったので、
武力、つまり暴力で解決することが難しい…。
そこで、文・言葉の力の出番です!
そう、リシュリューは政治家という立場で偉いので、
ペンを使って暗殺計画を停止するような命令を出しました。
これが、「ペンは剣より強し」が生まれた瞬間なのです!
面白いですよね!
「意味」文・言葉は暴力よりも影響がある
「ペンは剣よりも強し」は文・言葉は暴力よりも影響があるという意味です。
目には目を、歯に歯をということわざもありますが、
必ずしもそうではないということが言えますね!
ことわざのイメージ
文や言葉でも対抗できること、影響力あること
「使い方」意見や考えていることを言う時
それでは、
なるぞうとなるこからの会話から使い方のイメージを掴んでみましょう!
![](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2021/10/naruzou-150x150.png)
あーどうしようかの…
![](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2021/06/obaasan_face-150x150.png)
![](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2021/06/obaasan_face-150x150.png)
![](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2021/06/obaasan_face-150x150.png)
どうしたのですか?
![](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2021/10/naruzou-150x150.png)
![](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2021/10/naruzou-150x150.png)
![](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2021/10/naruzou-150x150.png)
うちで働いているパートさんの遅刻が多いんじゃ。注意しても直らなくてね…
![](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2021/06/obaasan_face-150x150.png)
![](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2021/06/obaasan_face-150x150.png)
![](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2021/06/obaasan_face-150x150.png)
それだったら、上に連絡して言ってもらいましょう!
ペンは剣より強しといいますから、上の人に言うのが一番ですよ。
パートさんの遅刻癖は直るのでしょうか…。
良い例と悪い例「ペンは剣よりも強し」
![マルバツを出す男の人のイラスト](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2022/07/マルバツ.jpg)
![マルバツを出す男の人のイラスト](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2022/07/マルバツ.jpg)
「ペンは剣よりも強し」悪い例
言葉の影響力を考えないで使うとき
「キーワード」良い例
意見や考えていることを言う時
ペンは剣よりも強しとは、言葉の影響力が関係しているので
これを悪い方向に使う事は良くないでしょう。
私たちは、言葉で傷ついたり喜んだりするものです。
言葉の暴力とも言われますよね。
だからこそ、言葉に大きな影響力があります。
この意味を知ったら言葉にも気をつけるきっかけになりますよね!
「類義語」 2つを紹介
たくさん類義語は見つかったのですが、その中でもしっくりくることわざ2つを紹介します!
言葉は剣よりも強し
こちらは「ペン」が「言葉」に変わっています。
ペンというのは歴史劇に出てきたリシュリューがペンを使って命令を出したからペンになっています。
なので、現代ではこちらの表現の方がしっくりきますよね!
ちなみに、こちらはアッシリカの賢者 アヒカルの言葉です。
舌は刃よりも強い
「舌」は言論、つまり言葉を表しています。
この言葉は、ギリシアの三大悲劇詩人のひとりであるエウリピデスの言葉からきています。
例えは違いますが、言っていることは一緒ですね!
こうしてみると、どの時代も同じようなことはあるんだなと思わされます。
「英文」ペンは剣よりも強しを英語でいうと?
![リシュリューの画像](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2022/07/リシュリュー2.jpeg)
![リシュリューの画像](https://japanese-note.jp/wp-content/uploads/2022/07/リシュリュー2.jpeg)
ペンは剣よりも強しは、歴史劇の中でリシュリューが言った言葉なので、
ちゃんと英語に翻訳できます!
【英語】
The pen is mightier than the sword.
そのままの意味ですね!
翻訳してもそのまま「ペンは剣よりも強し」と表示されました。
まとめ
それでは、もう一度確認してみましょう!
- 意味:文・言葉は暴力よりも影響がある
- 使い方:意見や考えていることを言う時
「ペンは剣よりも強し」の意味を理解すると、
言葉には自分が思ったよりも大きな影響があるんだなと思います。
本記事があなたの参考になれば嬉しいです!
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