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栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)意味とは?使い方や例文を解説!

栴檀は双葉より芳しとは

「栴檀は双葉より芳し」ということわざを知っていますか?

りーふちゃん
りーふちゃん
聞いたこともないし、そもそも何て読むのかなぁ??

りーふちゃんのように全く知らないよ、という方がいると思います。

まず、読み方はんだんはふたばよりかんばし」です。

「栴檀は双葉より芳し」には、優れた人は、幼い頃から他人を逸する何かを持つという意味があります。

この記事では、「栴檀は双葉より芳し」という言葉の意味や使い方、例文など徹底解説していきます。

読み方 栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)
意味 優れた人は、幼い頃から他人を逸する何かを持つ
使い方 幼少期に、大人が愕然とするような才能を見せるときに使う
英文訳 Genius since childhood.(子供の頃から天才)

The beaded tree is fragrant from the time it sprouts.(ビーズの木は芽を出した時から香りがよい。)

類義語 じゃすんにしてひとむ/はなかられる /りゅう一寸いっすんにして昇天しょうてんあり
対義語 大器晩成たいきばんせい/大才晩成たいさいばんせい

 

「栴檀は双葉より芳し」とは

栴檀は双葉より芳し

 

 

由来

「栴檀は双葉より芳し」にある「栴檀」とは「白檀びゃくだん」のことで、まだ目が出たばかりの双葉の頃から、とても良い香りを放つ木として知られています。

白檀は成木となってからも素晴らしい芳香を放ちますが、実際は双葉の頃からよい香りを放出するため、これを人になぞらえ「成人して大成を得るものは、幼少期から他人を逸する何かを持つ」という意味で使われるようになりました。

平家物語にある一文、「栴檀は二葉ふたばより芳しとこそ見えたれ」から広まりました。
「白檀」・・ビャクダン科ビャクダン属の半寄生の熱帯性常緑樹。サンダルウッド(英:Sandalwood)ともよばれる。日本に自生していた植物ではなく、仏教がインドから中国に伝播するにつれ、中国でも仏教儀式に白檀が多く使われるようになり、日本には、仏教とともに中国から伝来したとされています。
りーふちゃん
りーふちゃん
ここでの「栴檀」は「白檀」のことを表しているんだね!どんな香りがするのかなぁ?
ちょうちょさん
ちょうちょさん
実は、「栴檀」って双葉ときは香りがしないんだよ。でも「白檀」は優しい甘い香りが漂います♡
「栴檀」の「栴」は「梅」という字に似ていますね。間違えないように気を付けてくださいね。

「意味」優れた人は、幼い頃から他人を逸する何かを持つということ

夢のある子ども

 

「栴檀は双葉より芳し」の意味とは、

優れた人は、幼い頃から他人を逸する何かを持つということ。

「栴檀は双葉より芳し」「双葉」とは、双子葉植物が発芽した時に最初に出る2枚の葉のことであり、「まだ芽が出たばかり」という状態を例えて、「幼少期から」という意味で使われています。

「ことわざのイメージ」

成人してから、人並外れた成果や名声を挙げる人は、幼いころから他と比べて遥かに抜きん出てている。

「使い方」優れている子供の将来を期待するとき

数学

 

 

ためになるぞう
ためになるぞう
なるこさん、聞いておくれ。孫が3歳にして、掛け算や割り算ができるんじゃ!
ためになるこ
ためになるこ
すごいですね~!
ためになるぞう
ためになるぞう
将来数学博士になるんじゃないかと期待しておる。
ためになるこ
ためになるこ
「栴檀は双葉より芳し」と言いますもんね。
優秀な子に対して期待を込めて使うこともできます!

「例文」栴檀は双葉より芳し(悪い例・良い例)

・中学生まではゲームばかりやっていてテストはいつも赤点だった。そのせいで進学校には入れなかったがその後勉強するようになり難関大学に合格した。やはり才能があったんだろう、栴檀は双葉より芳しだ。

ゲーム

 

幼少期から優れている場合に使えることわざです。大きくなってから優秀になった場合には使えないのです。

栴檀は双葉より芳しとは言うが、彼女の泳ぎの才能はすでに5歳から目立っていた。

水泳

 

栴檀は双葉より芳しのとおり、小さいころから得意なことは何でも挑戦させたいと思う親心だ。

 

期待

幼いころからすでに才能があるという意味で使います。

また、将来成功することが未確定であっても、願望として使うこともできます。

りーふちゃん
りーふちゃん
オリンピックの選手には幼いころから才能があった!なんて人が多いですよね。

参考文献を2つ紹介します。

増賀は、延喜十七年に、橘恒平の子として京都に生まれた。後の驚くべき俊敏さと奇僧ぶりから推して、栴檀せんだんは双葉より芳し、子供のときから尋常ではなかったと考えられたのかもしれないが、次のような話が伝えられている。増賀が生まれてからまだあまり日数も経っていない頃、一家は、ゆえあって坂東に下った。参考文献:宮元啓一『日本奇僧伝』

 

しかもかれもまたよく父の期待にこたえたのである。明治十年、十六歳にして東京大学医学校の本科生となったというのだから、いかに早熟な時代だったとはいえ、やはり栴檀せんだんは双葉よりかんばかったというべきであろう。さて、十六歳といえば昔の元服である。

参考文献:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル20] 横溝正史 「病院坂の首縊りの家 上」』

 

「類義語」栴檀は双葉より芳し(3つ紹介)

類義語

 

 

ちょうちょさん
ちょうちょさん
今から紹介する類義語はすべて「栴檀は双葉より芳し」と同じ意味をもつよ!
りーふちゃん
りーふちゃん
じゃあ、「優れた人は、幼い頃から他人を逸する何かを持つ」という意味だね。

その通りです!参考にしてみてくださいね。

蛇は寸にして人を呑む(じゃはすんにしてひとをのむ)

由来:ここでの「蛇」は「大蛇」であり、一寸(約3㎝)ほどの大きさしかない頃(生まれて間もない頃)から、すでに人間を呑みこもうとする気迫を持っているということから。
例文

彼女は、蛇は寸にして人を吞むように、他の子と比べて圧倒的に絵が上手だった。

実の生る木は花から知れる(みのなるきははなからしれる)

由来:咲いた花を見ればその木がよく実が付くかどうかがわかることから。

「栴檀は双葉より芳し」と同じく植物からきたことわざですね。

例文

実の生る木は花から知れるというけれど、子供に過度の期待はプレッシャーを与えることになる。

竜は一寸にして昇天の気あり(りゅうはいっすんにしてしょうてんのきあり)

由来:竜の子供は、わずか一寸ほどのときから、天に昇ろうとする気迫を持っていることから。

「蛇は寸にして人を吞む」と由来の意味が似ていますね。

例文

弟は、小さいころから夜しか外に出ないっていうくらい星が好きで、天文学者になった。やっぱり竜は一寸にして昇天の気ありなのだろう。

「対義語」栴檀は双葉より芳し(2つ紹介)

対義語

大器晩成(たいきばんせい)

幼少期には目立たず、地道に実力を蓄えていき大成したこと。

由来:「大器」→大物 、「晩」→晩年 、「成る」→大成の意味を持つ漢字より。
例文

努力を怠らない彼はきっと、大器晩成するだろう。

大才晩成(たいさいばんせい)

偉大な人は歳をとってから、頭角をあらわすようになること。

由来:「大才」は大きな才能、「晩成」は普通より遅れて形になることから。
例文

あの作家は、60代にして直木賞を受賞したという大才晩成の代表例のような人物である。

「英文」栴檀は双葉より芳し(2つ紹介)

ボードで紹介

Genius since childhood.

子供のころから天才。

「genius」・・天才

「since」・・~より

「childhood」・・子供時代

The beaded tree is fragrant from the time it sprouts.

ビーズの木は芽を出した時から香りがよい。

「beaded」・・ビーズ

「tree」・・木

「fragrant」・良い香り

「from the time」・・~の時から

「sprouts」・・スプラウト(新芽)

ツリーさん
ツリーさん
「from the time it sprouts」は、芽が出た時からと訳すよ!

まとめ

「栴檀は双葉より芳し」とは、

読み方:せんだんはふたばよりかんばし
意味:優れた人は、幼い頃から他人を逸する何かを持つこと。
由来:白檀(ここでは栴檀のこと)は双葉のころから良い香りを放つということから。

幼少期に、大人が愕然とするような才能を見せるときに使う。

「栴檀は双葉より芳し」は、幼少期から優秀で、期待通り大成した人のことを表すときや、周囲より秀でている子供に対して、将来への期待を込めて使います。

機会があれば是非、日常で使ってみてくださいね。

この記事の監修者
kitty
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