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千慮の一失(せんりょのいっしつ)とは?意味・類義語から使い方まで徹底解説!

みなさんは、「千慮の一失」ということわざご存知でしょうか?
千慮」多くのことを考えている上で、「つをう」という今回のことわざ。

なにか過去の失敗ややらかしたことなどを思い出してしまいそうですね…。
物事の失敗を表すこのことわざを詳しくみていきましょう。

本記事では、「千慮の一失」(せんりょのいっしつ)という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。

 

読み方 「千慮の一失」(せんりょのいっしつ)
意味 多くのことを考えたとしても、その中には間違いや思い違いもあるということ
使い方 対策を多く考えた上で失敗したときなど
英文訳 The best horse stumbles.(駿馬もつまずく)
類義語 猿も木から落ちる/河童の川流れ/弘法にも筆の誤り

 

千慮の一失とは

失敗 男性

千慮の一失とは、
どんなに賢い人でも、多くの考えの中に一つぐらい間違いや思い違いをすることもある
という意味です。
また、どれだけ考慮したとしても防ぎきれない失敗というふうにも、解釈することができます。

由来・語源:中国の歴史家司馬遷の著である「史記」淮陰侯伝のセリフに基づいてできたことわざです。

『史記』淮陰侯伝に「智者も千慮に必ず一失有り。愚者も千慮に一得有り(知恵者でも必ず千に一つの考え損ないはあり、愚か者でも必ず千に一つのうまい知恵が出る)」とあるのに基づく。

〈引用:故事ことわざ辞典”千慮の一失”より

「意味」どんなに考慮しても、その中には間違いや思い違いがあるということ

落ち込む 女性

例えば、科学雑誌に載るような論文をたくさん発表している教授・科学者
幼少期から神童と称され、タイトルを何冠も獲得している将棋名人など、
どれだけ賢く、用意周到な人でも
すべて言っていることが正しく、成功を繰り返しているというわけではありません

人間である限り、誰でも間違いや失敗することがあるということを
「千慮に一失」という言葉で表しています。

「ことわざのイメージ」

・どんなに賢い人でも、ミスや失敗をすることがある。

・多くの対策を練ったとしても、それが間違いや思い違いだったりする。

「使い方」沢山考えたが、それが失敗したりミスをしたりしたとき

くわしいぞう
くわしいぞう
隣町との将棋大会はどうだった?10年連続優勝かい?
ためになるZO
ためになるZO
最後の一手を間違えてしまってさ…。10年ぶりに敗北をもたらしてしまったんだよ…。
くわしいぞう
くわしいぞう
なんと!まあ千慮の一失というからねぇ、落ち込まずに来年また勝てばいいのさ!
ためになるZO
ためになるZO
そうだね…今日からまた1年かけて作戦を練ってやる!

 

 

「例文」失敗した友人を慰めるときなど

できる

何も考えずに口に出したら、大きな間違いだということに気づいた。
まぁ千慮の一失ともいうし、次から頑張ろう。

何かを失敗したという意味ではありますが、千慮の一失には
沢山の対策をたてたり、多くの物事を考えた上での失敗という意味があるので
何も考えずに生じたミスなどには、使用は適しません。

また、同じ読み方ではありますが「浅慮の一失」と書くのは誤りです。気を付けましょう。

そんなに気を落とさないで大丈夫さ。世の中には完璧な人間はいないし、
どんなに立派な人でも千慮の一失をすることもあるんだから。

誰にでも、どれだけ思慮してもどうにもならないことはあるということを
千慮の一失ということわざを使うことによって、励ましの言葉としても使えます。

 

「類義語」千慮の一失・類義語3選

猿 木

・猿も木から落ちる

・河童の川流れ

・弘法にも筆の誤り

木登りが得意な猿や、川で暮らす伝説の妖怪・河童筆の達人である弘法
それぞれ得意なことを例に
名人も失敗やミスをするという意味を表します。

 

「対義語」千慮の一失・対義語2選

バナナ つまずく

・愚者にも千慮に一得あり

・愚者も一得

両方とも、千慮の一失と同じ由来である「史記」のセリフに基づいており、
愚か者でもたまにはいい考えをするという意味です。
千慮の一失とセットで覚えておきましょう。

「英文」The best horse stumbles.

馬 走る

The best horse stumbles.
訳:駿馬もつまずく。

stumble/つまずく、とちる

居眠り 犬

Even homer sometimes nods.
訳:偉大なホーマーも時には居眠りすることがある。

homer/ホメロス・ホーマー古代ギリシアの詩人 nod/うなずく、うとうとする、居眠りする

 

まとめ

賢い ねこ

最後までお読みいただきありがとうございます!
もう一度「千慮の一失」のポイントを振り返っておきましょう。

・どんなに賢い人でも失敗をする/沢山対策を練ってもミスをすることがある。

愚者も一得という同じ語源の故事成語とセットで覚えよう。

「やらかしてしまった、、、。」といろんな失敗に落ち込んでも、
過去にはたくさんの人たちが失敗をして今の時代があることを思い出してみてください!

この記事の監修者
leo
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