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知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ)の意味とは?使い方や例文、類義語を解説!

知らぬ顔の半兵衛 猫

「知らぬ顔の半兵衛」ということわざを知っていますか?

知らぬ顔の半兵衛とは、知っているにに知らないふりをしてとぼけることです。

人間だれしも、知らぬ顔の半兵衛になったことがあるのではないでしょうか?

例えば小さい頃、つまみ食いしたのに知らん顔してみたり…。

そもそも、何故半兵衛なのか。半兵衛とは誰なのか…どうして、このことわざがこのような意味を持つようになったのか。

本記事では、「知らぬ顔の半兵衛」の使い方、例文、使い方などを徹底説明します。

それでは早速、一緒に深堀りしていきましょう!

読み方 知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ)
意味 知っていることを知らないふりをしてとぼけること。
使い方 知らないふりをしてごまかす時
英文訳 to feign ignorance(しらを切る、口をぬぐう)
類義語 知らぬ干瓢猫の糞/半兵衛をきめる

 

「知らぬ顔の半兵衛」とは?

知らぬ顔の半兵衛

 

由来

「知らぬ顔の半兵衛」ということわざに出てくる、この「半兵衛」とは、戦国武将「竹中重治」のこととされています。竹中重治の初名は重虎しげとら、のちに重治と呼ばれるようになりました。何故、ことわざの中で半兵衛と言われているかというと、竹中重治の通称が”半兵衛”だったからです。

竹中重治は、戦国時代屈指の知将で、とぼけるのが非常に上手だったと言われています

例えば、こんな話があります。織田信長が竹中重治の元へ、スパイとして前田犬千代いぬちよを送り込みましたが、竹中重治はそれを見抜いていながらも知らぬ顔で犬千代と付き合い、逆に相手の情報を手にしたのです。

このことから、竹中重治はとぼけるのが上手い=半兵衛はとぼけるのが上手い=「知らぬ顔の半兵衛」と呼ばれるようになったと言われています。

 

「意味」知っているのに知らないふりをして、とぼける

「知らぬ顔の半兵衛」とは、

知っているのに知らないふりをして、とぼけることです。

  • 「知らぬ顔」は「知らん顔」
  • 「半兵衛」とは「竹中重治」のことでしたね。

「知らぬ顔の半兵衛」とは直訳すると「知らん顔をした半兵衛」となります。

ひよぽん
ひよぽん
知らん顔してしらを切ってる人をみて、「まるで半兵衛みたいだな」と後世でも使われ続けてきたんだね!

「ことわざのイメージ」

知っているのに知っていると言わない

知っているのに黙っている

知っているのにごまかす

うさぽん
うさぽん
知っているのに~というのは、あやふやにして、はっきりさせないというイメージだね

 

「使い方」知らないふりをして、ごまかす時

ためになるぞう
ためになるぞう
なるこさんや、ここに置いていた、わしが今押しのアイドル雑誌知らんかの~??
ためになるこ
ためになるこ
え?アイドル雑誌?知らないわよ~!
ためになるぞう
ためになるぞう
おかしいの~…どこにやったんじゃろうか…。(しょんぼり)
ためになるこ
ためになるこ
なるぞうさん、あんなにしょんぼりしちゃって!本当は知ってるけど、教えてあげないわよ~!私って、知らぬ顔の半兵衛ね~!

 

「例文」知っていることを知らないふりをする

知らないふり

僕は、本当は知らないのに知ったような口をきいて、友達から「知らぬ顔の半兵衛だな!」と言われてしまった。

ひよぽん
ひよぽん
この場合、知らないのに知ってるふりをしたんだね!

ことわざの意味は「知っているけど知らないふりをする」なので、これでは正反対だね!嘘をつく、という意味合いではないから要注意だよ!

僕は、君が僕のことを好き、と知っていたけど、知らないふりをしていた。僕は「知らぬ顔の半兵衛」と同じだ。

うさぽん
うさぽん
この例文ではことわざの使い方とあっているね!好きなの知っていて知らん顔してるなんて、憎い少年だね!

それでは、ここからは文献に載っている例文を見て、理解を深めていきましょう。

我々に防ぎようもない暴力的な侵略がはじまったら、これはもう無抵抗、無関心、お気に召すまま、知らぬ顔の半兵衛にかぎる。

参考文献:坂口安吾『安吾巷談~野坂中佐と中西伍長』

わたし剛腹ごうはら忌々いまいましくって――それでも義理は義理でさあ、人のうちへ物を聞きに行って知らん顔の半兵衛もあんまりですから、あとで車夫にビールを一ダース持たせてやったんです。

参考文献:夏目漱石『吾輩は猫である』

「そうでしょう。日本人の伝統が、かりに現実を超越したものだとしたって、西洋から這入って来たものが超越したものじゃないなら、僕らは知らぬ顔の半兵衛出来ますかね。

参考文献:横光利一『旅愁』

 

「類義語」知らぬ顔の半兵衛2つ紹介

しらをきる

 

半兵衛をきめる

このことわざの「きめる」という意味は「ふりをする」という意味なので、「知らぬ顔の半兵衛」と同じ意味を持ちます。

夜の明けないうちに、あたしは山木さんのところへ、ロナルドは踏絵さんのところへ帰って知らぬ顔の半兵衛をきめこんでいる手筈なの。

参考文献:久生十蘭『魔都』

知らぬ干瓢かんぴょう猫のくそ

知っているのに、無表情で知らぬふりを決め込むこと。知らん顔して、相手にしないという意味もあります。

にゃんた
にゃんた
猫独特の特徴を表している言葉で面白いにゃあ。
あの人は理不尽なクレーマーだから、知らぬ干瓢かんぴょう猫のくそでいいからね。

 

「英文」to feign ignorance(しらを切る、口をぬぐう)

to feign ignorance(しらを切る、口をぬぐう)

・feignは、装う、ふりをする

・ignoranceは、無知、無学、知らない事

 

まとめ

それでは最後に要点を確認しておきましょう。

「知らぬ顔の半兵衛」とは、知っているのにしらないふりをすること。

半兵衛とは、とぼけることに長けた竹中重治という戦国武将のこと。このことわざの由来。

知ってはいるけど、知っていると言わない状況に使う

知らないのに知ったかぶりをすることではないので注意!

さて、いかがでしたか?

半兵衛とは、有名な歴史上の人物、竹中重治さんだったんですね。

とぼけるのが上手いことで、敵を欺くなんてすごい能力だと思います。

状況によって半兵衛になってみましょう。いつもと違った視点から物事をとらえることができ、新たな発見に繋がるかもしれませんね!

 

 

この記事の監修者
mokohana
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