「金蘭の契り」の意味とは?わかりやすい使い方と例文を解説!

金蘭の契り

金蘭の契り」ということわざを聞いたことがありますか?

意味はこちら↓

・親友の交わり

・深い友情

簡単に説明すると友情をテーマにしたことわざです。

 

本記事では、金蘭の契り」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。では、見てみましょう。

読み方 金蘭の契り(きんらんのまじわり)
意味 信頼できる親密な関係。切っても切り離せない関係。
使い方 仲が良い関係
英文訳 intimate friendship(親密な友情)
類義語 管鮑之交/金蘭之契/耐久之朋/断金之交/莫逆之友

 

金蘭の契り

なかよしな馬

「由来」金蘭の契り「易経‐繋辞上」

金蘭というのは金色の欄を表したものではありません。

蘭というのは花の鑑賞用で美しいもののことをいいます。

蘭 金属

二人の人間が心を合わせて一致協力すれば、
固い金属でも断ち切るような威力を発揮するという意味です。
ここから、「断金の交わり」という言葉が生まれました。
この言葉はさらに、「同心の言は、その香り蘭の如し」と続きます。
心を合わせている二人が放つ言葉は蘭の香りがするというのです。
二つをあわせて「金蘭の交わり」という言葉も生まれました。

二人心を同じにすれば、その利、金を断つ   『易経』

「意味」信頼できる親密な関係

仲良くしよう

「金蘭の契り」とは、「水と魚のように切っても切り離せない関係」や、「親密な友人」を意味する言葉です。

  • とても仲がよいこと。
  • 魚は水がなければ生きていけないように、親しく信頼しあう間柄や交際のこと。
  • 非常に親しい友人関係や仲のよい夫婦のこと。また、親密な交際のたとえです。友人だけでなく深い主従関係を指す言葉としても使われます。

 

漢文では「如魚得水(うおのみずをえたるがごとし)」とも表現されます。

  • 仲の良い友人を得ること
  • 水を得た魚のように、自分の才能を発揮できる環境で活躍する

水魚すいぎょの交わり」とは似ているようでも、少し意味が違います。

「ことわざのイメージ」

水魚の交わりって、涼しいイメージがしますね。でも仲良しの意味だから、暖かいイメージが本当かもしれないですね。

「使い方」仲睦まじい二人

なかよし夫婦
ためになるぞう
ためになるぞう
お昼じゃ。一緒にご飯たべよう…。
ためになるこ
ためになるこ
2人で食べるとなんでも美味しいですね。
ためになるぞう
ためになるぞう
3時のお茶を一緒にしよう…。
ためになるこ
ためになるこ
美味しいお茶菓子があるんですよ。お茶に合いますよね。
ためになるぞう
ためになるぞう
もうこんな時間じゃ。夕ご飯、一緒に食べよう…。
ためになるこ
ためになるこ
今日も何も変わらない一日でしたね。なるぞうさんと一緒にいると、安心するわぁ…。長い年月で、ようやく金蘭の契りになりましたよね。

「例文」金蘭の契り2つ紹介

お猿のなかよし

池の中にたくさん鯉が泳いでいる。金蘭の契りとはこのことだね。

ただ、池で泳ぐ魚の様を表しているのに、金蘭の契りのことわざを使うのは、悪い例です。

金蘭の契りと言われる、2人は、いつも一緒に行動し、活動していて楽しそうです。

いつでも、どこでも一緒って仲良くていいですね。一緒が、負担にならないのですね。そんな仲になりたいですね。これは、良い例です。

「英文訳」金蘭の契り3つ紹介

close friendship(深い友情)

friendship(友情)

intimate friendship(親密な友情)

intimate (ちかづく)

hand and glove(手と手袋)

「類義語」金蘭の契り8つ紹介

管鮑之交かんぽうのまじわり

お互いのことを理解しあっていて、利害を超えた親密な友情のこと。

読んでみよう

「管」は管仲かんちゅう、「鮑」は鮑叔牙ほうしゅくが、どちらも古代中国の人の名前。
中国の春秋時代、斉の鮑叔牙ほうしゅくが管仲かんちゅうは幼い頃からの親友で、二人は違う王子に仕え、王子の後継者争いで鮑叔牙が仕える桓公かんこうが勝った。
桓公は敵対した管仲を殺そうとしたが、鮑叔牙は臣下に迎えるように桓公かんこうを説得し、後に宰相となった管仲と、その補佐になった鮑叔牙の力によって斉は大きな国になった。
鮑叔牙の死後、管仲は墓前で、「私を生んだのは両親だが、私を理解しているのは鮑叔だった」と言い、互いに互いの厚意を感謝し、二人の関係はいつまでも変わらなかったという故事から。『史記』「管晏伝」

金蘭之契きんらんのけい

極めて固く親密な友人関係のこと。
「蘭」はよい香りのするふじばかまのこと。
金のように堅く、蘭のようにかぐわしい関係という意味から。

『易経』

耐久之朋たいきゅうのとも

長く変わることのない友情で結ばれた友人のこと。
「耐久」は長い月日が経過しても変化しないという意味。
「朋」は親しい相手、友人という意味。

『旧唐書』「魏玄同伝」

断金之交だんきんのまじわり

この上なく親密な友情のこと。
「断金」は金属を断ち切ること。
金属を断ち切ることができるほどに固く結ばれた絆という意味から。

『易経』

莫逆之友ばくぎゃくのとも

互いに争うことがなく、気心の知れた友人。親友。
「莫」は否定を意味する助字で、「莫逆」は逆らうことがないという意味。

刎頸之交ふんけいのまじわり

深い友情のたとえ。
刎頸ふんけい」は首を切り落とすという意味。
相手のためなら首を切り落とされてもかまわないということから。
中国の戦国時代の趙の将軍の廉頗と、蘭相如が深い友情を結んだという故事から。

『史記』「廉頗藺相如伝」

雷陳膠漆らいちんこうしつ

とても深く固い友情のこと。
雷陳らいちん」は中国後漢の雷義と陳重という人物。
膠漆こうしつ」は接着剤の膠と漆のこと。

にかわうるしがかたく張り付くよりも二人の関係は固いと噂されたという故事から。

『後漢書』「雷義伝」

膠漆之交こうしつのまじわり

非常に親しい友人との関係。親友。
「膠漆」はにかわとうるしのことで、どちらも接着剤として使われたもので、固い結びつきのたとえ。

『史記』「蔡沢伝」

「対義語」犬猿の仲(けんえんのなか)

犬猿のなか

犬猿の仲」の由来として有名なのは、干支の順番を神様が決めたときの出来事があります。

神様が、十二支を決めるため呼び出した動物の到着した順で、干支の順番が決まったとされています。初めは、 犬と猿は仲良く一緒に神様のもとへ向かっていました。

ところが、猿が犬にいたずらを仕掛けて先に到着してしまいます。 これがもとで、犬は猿を恨むほど嫌いになりました。猿の姿を見るたびに犬が、威嚇するようになったので、2匹の仲の悪さを印象づけたのが由来の一つと言われています。

ただ仲が悪いのではなく、「顔を合わせると喧嘩が始まってしまうくらいの仲の悪さ」を表し、「お互いを敵視し、絶対に分かり合えない仲。」といった意味が含まれています。

 

 

まとめ

「金蘭の契り」は、切っても切り離せない中であるという意味です。

意味は、「金蘭の契り」とは、「親密な友人」です。

使い方は、仲良くて親密な関係を表す様子などに使うとピッタリ!です。

漢文では「如魚得水(うおのみずをえたるがごとし)」とも表現されます。

  • 仲の良い友人を得ること
  • 水を得た魚のように、自分の才能を発揮できる環境で活躍する

「金蘭の契り」とは似ているようでも、少し意味が違います。

このように、自分が考えていた理想の人に会うことができたら素晴らしいですね。

 

この記事の監修者
momosaku
webライターです。少しでもお役に立てる記事を書くことを心がけています。好奇心旺盛、向上心のあります。 わかりやすい文章を書くことを心がけています。 主に、夜間に活動しています。
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