とどのつまり
皆さんはこの言葉を聞いて、何を思い浮かべられたでしょうか?




おぉっと!サラリーさん残念でした!その海馬ではないんですよね。



さて、それはどうでしょうか?!一緒に 意味や使い方を見ていきましょう!!
読み方 | とどのつまり |
---|---|
ローマ字 | todo no tsumari |
意味 | 色々やってはみたけれど、結果的に残念な結果であった場合に用いられる表現 |
使い方 | 要するに~と言う場面 |
類義語 | つまるところ
挙句の果て(あげくのはて) |
英文訳 | in the end(結局のところ) |
とどのつまり
がありますよ!この他にも日本にはたくさんの美味しい物がありますからね~!良かったら調べてみて下さいね
「意味」色々やってはみたけれど、結果的に残念な結果であった場合に用いられる表現
とどのつまりとは、
色々やってはみたけれど、結果的に残念な結果であった場合に用いられる表現で、良くない結果になってしまった場合に使われます。
漢字にすると”鯔の詰まり”と書きます。
要するに、最後の場面で自分が想定していた結果より思わしくなかった場合に使用するので、ネガティブな表現となります。



オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
”ボラ”の幼少期”オボコ”が由来と言われていますよ!
「使い方」要するに~と言う場面


















このように
要するに~という場面でも
とどのつまり
を使うことが出来ます。



「例文」悪い例と良い例
君が先日出したSDGsコンテストの作品、”ジャパンSDGsアワード”に公募したいと、先程人事課から連絡がきたよ!とどのつまり、君は今年の社内SDG’sアワードを受賞したってことだよ!



ワインが好きでイタリアにも良く旅行に行くと言っていたので、おすすめの土地やワイナリーの話を聞いていたのだが、漠然とした話しか聞くことが出来なかった。とどのつまり、彼は知ったかぶりをしているだけのようだ。
「類義語」とどのつまり2つ ご紹介
つまるところ
詰まるということ。途中が塞がってしまい通じなくなる事から”結局”という表現になります。
((使用例))
論文発表時の質疑応答で、質問者の問いに対してしどろもどろの解答しか出来なかった。つまるところ、研究の深堀りが甘かったということだ。
挙句の果て(あげくのはて)
自分にとって良くない出来事が起こり、その後さらに良くない出来事が続いた場合に使われます。
((使用例))
同僚の送別会で 上司が泥酔してしまったので、タクシーに乗せ 自宅まで送り、帰宅が深夜になってしまった。挙句の果て、妻は家の錠ををうっかり掛けて寝てしまったため、朝まで締め出されてしまった。



「英訳] in the end
英語表現の中で、ネガティブな表現で”結局のところ”とする表現はありません。ポジティブな場面でもネガティブな場面でも使える点はご注意下さい。
((例文))
In the end, no one knows what really happened in classroom
(結局のところ、教室で何が起こったのか誰も知らない。)
- no one knows ・・・誰も知らない
- what happened・・・何が起こったか
- really・・・実際に,本当に
- in classroom・・・教室の中で
[jin_icon_pencil color=”#e9546b” size=”18px”]ワンポイント
”at the end(結局のところ)との使い分け
in the endは、主に「最終的に」「長い時間をかけて」「すべてを考慮した上で」という意味のイディオムとして使われます。しばしばその後にコンマが付くことが多いです。
at the endは in the end(=すべてを考慮したとき)と似たような意味になりますが、at the end の後にofを付けて、特定の名詞の終わりを指すのに使われるのが最も一般的です。
例えば・・・
you should put a period at the end of every sentence.
(文末にピリオドをつけたほうが良いよ)



まとめ
この記事では、とどのつまりをご紹介致しました。
ことわざのポイント
とど:出生魚”ボラ”のこと。
結果的に残念な結果であった場合に用いられる表現
最終的に 自分が想定していた結果より思わしくなかった場合に使用するので、ネガティブな表現となる
限界を感じたり、超える事ができない壁にぶつかる・・・
生きていれば誰にでも訪れるこんな経験。だけど もしかしたら、その目の前に立ちはだかる壁は、自分自身が作り出した幻想なのかもしれません。
なぜなら、私達人間には、”ボラ”のように 成長の限界はありませんから。
とどのつまりを使う場面が来ないように、いつも前向きに成長していきたいものですね!
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