頭角を現す(とうかくをあらわす)の意味と使い方を徹底解説!!

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頭角とうかくあらわす」は日常的にニュースや新聞などで聞くことのあることわざです。

このページでは「頭角を現す」の由来・使い方を解説します。

なんとなく耳にしたことはあるなぁ、レベルから意味も由来もばっちりです!!レベルにレベルアップしちゃいましょう!

読み方 頭角を現す(とうかくをあらわす)
意味 とびぬけて優秀である様子
使い方 他の人と比べて目立って優秀な人に使います。
由来 中国の詩人である韓愈の言葉
類義語 存在感を増す、台頭する

 

目次

頭角を現す(とうかくをあらわす)の意味と使い方を徹底解説!!

意味 才能などがほかの者よりも優れていて、目立っていること

才能などがほかの者より優れ、目立つようになることです。

他の人と比べて優れている状況に使用します。

使い方 人と比べて目立っていて素晴らしいときに使う

大勢の人の中でも、目立ってすばらしい人について使います。

「頭角を出す」という表現はしません

[chat face=”tameninaruzo2.jpg” name=”ためになるZO” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]似ているけれど、「出す」だと通じないので注意しよう![/chat]

「めきめき」という言葉とともに使われることが多いです

[chat face=”tameninaruzo2.jpg” name=”ためになるZO” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]「めきめき」は目に見えて進歩する様子のことだよ[/chat]

ことわざがよく使われる場面としては、スポーツの選手でとびぬけて実力があるような人に使われることが多いです。

[chat face=”tameninaruzo2.jpg” name=”ためになるZO” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]スポーツニュースを見ていると、よく耳にする言葉だよ[/chat]

例文 (良い例・悪い例)

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]あ、これはナルゾウさんが推していたNRZ49のなるみんちゃんですね。[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”right” border=”blue” bg=”none” style=””]なるみんちゃんはオーディションのときから応援していたから、こうやってCMに出て、知名度が上がっていくのは嬉しいのう。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]初登場のときはちょっと地味だったけれど、オーディションを重ねてメンバーに選ばれてからは歌もダンスも上手になってめきめき頭角を現しましたね。[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”right” border=”blue” bg=”none” style=””]ファンが思ったよりもはやくなるみんちゃんはセンターになったのじゃ!あの子の輝きは他の子とは違う!![/chat]

この場合は、「めきめき」をつけることで、初めのほうこそ埋もれていたような才能が徐々に周りと差がつくほど優秀になることを現しています。

[chat face=”tameninaruzo2.jpg” name=”ためになるZO” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]はじめから目立ってすごいわけではなくても、「頭角を現す」は使うことができるよ![/chat]

わたしの漢字テストの点数は、1学期と比べて頭角を現しました!!

この場合は、「その他の人間」ではなく、「過去の自分の成績」と対比して優れていることを言い表しているので、「頭角を現す」は使えません。

[chat face=”tameninaruzo2.jpg” name=”ためになるZO” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]まわりの人と比べたときの実力につかうのだよ[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]なので、「頭角を現す」は人よりも優秀である人にしか使えない言葉になりますね[/chat]

由来 中国の天才少年の活躍が由来

8世紀から9世紀に活躍した中国の詩人である韓愈かんゆが記した言葉です。

韓愈は同じ詩人であった柳宗元が亡くなったときに、彼の活躍ぶりを記すときにこのように書いています。

其その父の時ときにおよんんで、少年といえども已すでにみずから成人し、進士しんしの第を取とり、嶄然ざんぜんとして頭角をあらわす

意味は

(柳宗元は)彼の父親が生きているときに、少年ではあったがすでに大人びていて、国家試験の進士に合格し、人よりも目立って頭角を現した

という意味です。

[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]まわりの少年よりもずっと大人の考えをしていて、さらには国家試験にも合格して、まさにとびぬけて優秀だったということですな[/chat]

類義語 3つ紹介

類義語には「存在感を増す」「抜きんでてくる」があります。

同じく「頭」を使った類義語には「台頭たいとうする」があります。

[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]台頭は、もともとは頭を持ち上げる という意味じゃよ![/chat]

まとめ

「頭角を現す」は「周りの人よりも目立って優秀である」ことです。

頭一つとびぬけて目立つほどに優秀、という意味なので、想像するとイメージと意味が結びつきやすいことわざです。

[chat face=”tameninaruzo2.jpg” name=”ためになるZO” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]「頭角を出す」ではなく「現す」なのでそこは注意しよう[/chat]

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