「蟷螂の斧(とうろうのおの)」の意味とは?使い方や例文を解説!

蟷螂の斧
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突然ですが、昆虫の名前を漢字で書くとき、その多くは見た目や習性など、その生き物の特徴に由来した漢字をつくりにあてているのを知っていますか?

たとえば、行儀ただしく働くありや、薄いという意味の世木を組み合わせたちょうなどがわかりやすいですね。

では、「蟷螂とうろう」とはどういう虫でしょう?
今回はこの虫も出てくる螂の斧とうろうのおのということわざについて紹介するので、どんな虫か想像しながら読んでみてくださいね。

読み方 蟷螂の斧(とうろうのおの)
ローマ字 Tourou no ono
意味 力の無い者が、自分の実力も省みずに強いものに立ち向かうことのたとえ
使い方 蟷螂の斧と言われているが、小学生が大学生を相手に挑戦状を叩きつけるという情熱は、すばらしいではないか
英文訳 The fly that bites tortoise breaks its beak.
(亀を噛むハエはその口を痛める)
類義語 ・石亀の地団駄
・小男の腕立て
・ごまめの歯ぎしり
・泥鰌の地団駄
・竜の鬚を蟻が狙う

 

目次

蟷螂の斧とは

蟷螂
お気づきかと思いますが、「蟷螂」とはカマキリのことでした。
細い体に大きなカマ(斧)をもつ昆虫です。

「蟷螂の斧」とは、その昔、蟷螂が大きな前足をあげて、荷車の進行を止めようとしたという話が由来となっています。
相手がどんなに強くても、蟷螂は斧を振り上げ、立ち向かおうとしたんですね。

 

「意味」力の無い者が、自分の実力も省みずに強いものに立ち向かうこと

蟷螂
「蟷螂の斧」とは、蟷螂という力の無い者が、強者に挑もうとしている様子を意味しています。

「自分が敵うか敵わないかは、どうでもいい!あいつに勝つんだ!」という蟷螂の強い意志を感じますね。

「ことわざのイメージ」
弱い者が強い者へ挑もうとしている様子

 

 

「使い方」力の無いものが強者に挑もうとするとき

ためになるぞう
おや?あれは天才博士じゃないか!
ためになるこ
あら本当ですね。隣にいる小学生は何やらクイズの勝負を挑もうとしているようですね。
ためになるぞう
本当じゃ!まさに「蟷螂の斧」じゃな!
ためになるこ
そうですね、爺さんも少しはその小学生に倣っていろんな人に挑戦してみてはどうですか。

 

 

「例文」悪い例と良い例

「蟷螂の斧」の使い方で、悪い例と良い例を紹介します。
一見、弱い者を下に見るような意味にも捉えられますが、賞賛する意味としての使い方についても学びましょう!

これは蟷螂の斧のような切れ味のナイフだ!

くわしいぞう
これではただ蟷螂の持っている斧の話をしているだけで意味が通じないぞ!

蟷螂の斧とは言われているが、小学生が大学生へ挑戦状を叩きつけるという情熱は素晴らしいではないか!

「類義語」5つ紹介

蟷螂の斧と近い意味をもつことわざを5つ紹介します。

・石亀の地団駄
他をまねようと力を入れても限界があること

・小男の腕立て
力の無い小男が腕力で争いたがることから、いくら抵抗してみても非力で問題にならないこと

・ごまめの歯ぎしり
力がないものが無意味に苛立ったり、イライラたりすること

・泥鰌の地団駄
自分の力の弱いことをわきまえずに、強いものに抵抗すること

竜の鬚を蟻が狙う
弱い者が身の丈を考えないで強い者に立ち向かっていくこと

くわしいぞう
どのことわざも弱い者(できない者)が無力ではあるものの挑もうとすることを語っておるんじゃ

 

「英文」1つ紹介

The fly that bites tortoise breaks its beak.
(亀を噛むハエはその口を痛める)

 

まとめ

都会では見かけることがほとんど無い、蟷螂に因んだことわざの紹介でした。

力の無いものが自分の実力を省みず強い者へ立ち向かうことを意味をもつ「蟷螂の斧」ですが、弱い相手を賞賛する言い回しとしても使うことができるので、比較的使いやすいことわざだったのではないでしょうか。

大人になると強い者へは挑もうとせず、回避してしまいがちですが、蟷螂のように挑もうとする姿勢を持つことも時には大切ですね。

どこかで蟷螂を見かけたら、その姿勢を思い出すためにも勝負を挑んでみてはいかがでしょうか。

蟷螂の斧」とは
弱い者が自分の実力を省みず、強い者へ立ち向かおうとすること

 

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