爪に火を点すとは?意味や使い方を解説

爪に火を点す
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貧しくて、周囲の人が驚くような倹約の仕方をしている人に使われる言葉です。

 

本記事では、「爪に火を点す」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。

読み方 つめにひをともす
意味 極端に倹約する
使い方 切り詰めた生活をしているときに
英文訳 light one’s nail
類義語 しみったれ
対義語 豪奢な生活

 

目次

爪に火を点す(つめにひをともす)とは

すすけた手

 

「意味」 極端に節約した生活をしている

 

 

「ことわざのイメージ」

燃やす明かりが無くて、爪にまで火をともしている。

貧しくて苦しい、びっくりするくらいケチ、というイメージ。

 

文学作品を読んでいると明かりを節約するために早く寝るという表現は多々あるが、わざわざ爪に火をともしてまで明かりが欲しいということは勤勉さ(明かりをともして行うべき作業がある)も含みたいからかもしれない。

「使い方」気楽な倹約家ではなく、張りつめた倹約家

 

ためになるぞう
昔は爪に火を点すようにちびちびと倹約していたよ
ためになるこ
戦後すぐのころは生理(月経)の時に使う紙にも困りましたね
ためになるぞう
物があふれかえっている今は張りつめずに済むね
ためになるこ
ええ、そうですね

 

 

「例文」

王道の使い方です。

「おとむらいは?」
「今日の未刻やつ(二時)ということになっておりますが」
「医者には診せなかったんだね」
「ヘエ――、医者の入ったことのない家でございます」
七平は淋しく笑いました。爪に火を灯すような、江戸第一番のしわぼうの鳴子屋は、いかにもそれくらいのことがありそうです。死骸は寺で引受けさえすれば、そのまま葬られた時代は、これでも通らないことはなかったのでした。
「八、今何刻なんどきだろう?」
午刻ここのつ半(一時)でしょうね」

(野村胡堂『銭形平次捕物控 死相の女』

 

「類義語」爪に火を点す2つ

クマの爪

 

しみったれ

「爪に火を点す」というより「ろうそくを節約するために早く寝る」ほうかもしれないが類義語でいいだろう。

吝嗇(りんしょく)

非常に物惜しみする。

「対義語」爪に火を点す2つ

どんぶり勘定で済ませる

必要なものと、必要でないものがわかっていない。

豪奢ごうしゃな生活

金に糸目をつけない生活ぶり。

 

 

「英文」light one’s nail

鷹の爪

 

He pinches pennies these days.(彼は最近爪に火を点す生活をしている)

pinchは「つまむ」。

まとめ

豆炭

 

「爪に火を点す」と言ったらまず明かりのことであり、そのほかのイメージはありません。しかし語源を探ると「つめ」は「粗煤(粗悪な石炭・ダボ)」で煮炊き、暖房用の熱源を節約している様子のようです。どこで変わったのか興味がありますね。

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