角を矯めて牛を殺すの意味とは?使い方や例文、類義語を徹底解説!

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2022年は虎年ですね。ここでは動物が入っていることわざを紹介します。

皆さんは、ことわざの「角を矯めて牛を殺す」という言葉をご存知ですか。

このことわざは「少しの欠点を直すために手を加えてしまうと、逆に全てが悪くなってしまう」という意味です。

本記事では「角を矯めて牛を殺す」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!

 

読み方 角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)
意味 少しの欠点を直そうとして全体をだめにする
使い方 子供が熱中しているが事があって、勉強をしていない事を親が心配して、子供に熱中している事をしてないで勉強をしろ口うるさく言うと、その子供の可能性や学ぼうとする意欲までなくしてしまうことにもつながる。長所をのばす事も大切ということ。
英文訳 Burn not your house to fright the mouse away.(ネズミを追い出そうとして家を焼くな)
類義語 下手な治療は病気より怖い

 

目次

角を矯めて牛を殺すとは

「意味」小さい欠点を直そうとして逆に悪化してしまう

曲がった牛の角を真っすぐにするために叩いたり引っ張ったりすると、牛はかえって弱って死んでしまう事から、わずかな欠点を直そうとして、かえって全体を悪くしてしまうという意味のことわざです。

些細なことを気にすることで根本をだめにする事がキーワードです。

 

「ことわざのイメージ」

牛の角が曲がっているのはもともと生まれ持った性質で、矯正が無理なことを表している例えです。

 

「使い方」得意科目も下がってしまったとき

ためになるぞう
孫は数学が苦手でどうすればできるようになるかのう
ためになるこ
そうじゃ。数学の勉強の時間を増やせはいいんじゃよ
ためになるぞう
数学ができるようになるよう家庭教師をつけて勉強時間を増やしたが、かえって勉強を苦痛になってしまい得意な科目まで点数が下がってしまったそうじゃ。
ためになるこ
まさに些細なことを気にして根本をだめにすることわざの角を矯めてうしを殺す結果になったのう。とほほ

 

この例文のように、弱い部分にだけ目を向けてそこを直そうとするあまり、本来の長所や得意な分野までに影響をして結果として弱い部分を直そうとする前よりも悪くなってしまうという意味合いで使っています。

「例文」広い視野を持つことで失敗を無くす

これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。

仕事を進める中では根本の問題をみないで些細なことばかり気にしていると角を矯めて牛を殺すことになる。社員全体の仕事の質を考える必要がある。

カレーを作っていて、隠し味に普段は使わない異国の調味料を入れて味見をしたら、とても美味しくなった。普段使わない調味料がここまで料理に影響をするとは思わなかった。些細な事(異国の調味料)でここまでカレーが美味しくなるなんて、まさに角を矯めて牛を殺すだ。

ためになるぞう
これだと、悪くなるどころか良い結果が生まれているな。

「類義語」角を矯めて牛を殺す2つ紹介

些細なことを気にして根本をだめにするという意味のことわざを2つ紹介します。

葉を欠いて根を断つ

枝や葉っぱを切ってしまえば、根本からダメになってしまうということ

枝を矯めて花を散らす

小さいことばかりに目を向けていると、かえって大切な部分がなくなってしまうということ

「対義語」角を矯めて牛を殺す1つ紹介

 

画竜点睛(がりょうてんせい)

画竜点睛を欠くとは肝心な仕上げが抜けているという意味の言葉です。歴代画記という書物に書かれた漢文に由来しています。内容は梁の張僧繇(ちょうそうよう)の画家が金凌の安楽寺に竜の絵を書きました。最後に睛(ひとみ)を書き入れたら、本物のとなって飛び立ってしまったという話です。このことから物事を完成させるための肝心な仕上げを指します。

画竜はがりゅうではなくがりょうと読みます。点睛の睛は音読みでせい・しょうと読みます。訓読みだとひとみと読みます。

「英文」角を矯めて牛を殺す3つ紹介

The remedy may be worse than the disease.(治療が病気よりも悪いこともある)

Ruin the whole by trying to correct a small fault. (小さな障害を修正しようとして全体を台無しにする)

Make the whole thing worse by worrying about small things.(小さなことを気にして全体を悪くする)

 

まとめ

角を矯めての矯は矯正の矯の漢字。意味は曲がったものを正しくなおす。無理に曲げる。という意味の他に形容詞の強い、激しいという意味もあります。

このことわざの意味は、物や人の短所が物事や人に与える影響が大きいのが分からずに、短所だけに目を向けて直そうとするあまり、その人や物まで悪くしてしまうと言う意味です。短所と長所は紙一重(かみひとえ)ということわざがあります。意味は物事の見方によって短所も長所にもなりえるということです。

プラスにとらえるかマイナスにとらえるかで大きく違ってきます。悪いところにとらわれず良いところにも目を向けてより良い人になれるといいですね。

 

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