「上には上がある」の意味とは?間違った使い方してる?使い方をわかりやすく解説!

上には上がある
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「上には上がある」と「上には上いる」どちらの使い方が正しいか知っていますか?

結論からいうと、「上には上がある」が正しい使い方で「上には上がいる」は間違った使い方になります。広辞苑でも、「上には上がある」で記載されています。

ネットで検索をかけてみると、たくさん間違った使い方をしているので、間違った使い方をしないように「上には上がある」の意味とは?間違った使い方してる?意味や使い方をわかりやすく解説!していきます。

読み方 上にはうえがあ(うえにはうえがある)
意味 最高に優れていると思っても、さらに優れたものがあること。うぬぼれや、欲望を戒めるときに使う言葉。
使い方 ・この勝負には勝ったけど、「上には上がある」から気を引き締めていかないといけないな。

・「上には上がある」から諦めないで、もっと上を目指すぞ。

英文訳 上には上がある(There is atop)

・物事に制限はありません(There’s no limit to things)

・偉大さは比較です(Greatness is comparative)

類義語 ・上を見れば方図

・上に上あり下に下あり

・井の中の蛙大海を知らず

目次

上には上があるとは

出来る人間

・上には上があるとは、世の中には、これが最高だと思っても、さらにその上に優れたものがあるということ。物事には限度がないということ。

「もの」「状態」を指す時に使う言葉であって、対人で使う言葉ではない。

《由来》物事には際限がない

物事には際限がないということ。

際限とは、物事の状態が移り変わっていく最後の所。きり。限り。

《意味》さらに優れたものがあるということ

「上には上がある」は、世の中には、最高と思っていても、さらに優れたものがあるということや、物事には際限がないという意味で使われます。自分の自惚れ、慢心、欲望を戒める場合に使われる言葉です。

「上には上がある」と「上には上がいる」は、間違って使われやすい言葉です。間違って使ってしまう理由としては、より優れた人がいるという意味で覚えてしまっているからです。「上には上がある」という言葉は、人に対して使う言葉ではなく、行為状態に対して使う言葉だと覚えておきましょう。正しく覚えて間違った使い方をしないように気をつけてくださいね。

《使い方》戒めるとき

上には上がある 例文

[chat face=”tameninaruzo2.jpg” name=”ためになるZO” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]毎日練習頑張った甲斐あって優勝できたなー[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”right” border=”blue” bg=”none” style=””]「上には上がある」から油断は禁物じゃよ[/chat]

このように「上には上がある」とは、人に対して使う言葉じゃないということなので、注意してくださいね。

《例文》上には上がある5つ紹介

・今回の試験では1番になれなかった。上には上があると気が引き締まった。

・試合で優勝したけど、上には上があるから、もっと練習を頑張ろう。

・あの子の絵画はすごいと思ったけど、上には上があるんだな~

・上には上があると思うと、より一層やる気になる。

・上には上がある。それを知る度に、ホント悔しい思いをして、でもこいつらを越えたいな    と毎回思うので。(本田圭佑-今日の名言より)

《類義語》上には上がある3つ紹介

・上を見れば方図(うえをみればほうず)

・上に上あり下に下あり(うえにうえありしたにしたあり)

・井の中の蛙大海を知ら(いのなかのかえるたいかいをしらず)

最高に優れていると思っても、視野を広げると、その上にさらに優れているものがあるということで、うぬぼれや、欲望を戒める言葉。「悔しい」「辛い」などの言葉と一緒に使われることが多い言葉です。

「上には上がある」には、対義語はありません。

「上には上がある」の対義語として、「下には下がある」を使うのは、間違いなので使わないようにしましょうね。

《英文》上には上がある4つ紹介

・上には上がある(There is top on the top)

・あなたの上にはいつも誰かがいます。(There is always somebody above you)

・偉大さは比較です(Greatness is comparative)

・物事に制限はありません(There’s no limit to things)

まとめ

「上には上がある」は、うぬぼれや、欲望を戒めるときに使う言葉であって、人に対して使うのは、間違った使い方なので使わないでくださいね。

「上には上がいる」はよく使われがちですが、広辞苑にも載っていない間違った使い方なので覚えておきましょうね。

いかがだったでしょうか?今回はネットでも間違って使われていることが多い「上には上がいる」について解説しました。ネット社会の昨今、間違った情報が流れていることもあるので、注意が必要かもしれませんよ。

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