断琴の交わり(だんきんのまじわり)とは?意味・使い方を解説します!

断琴の交わり
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断琴の交わりということわざをご存じですか?

[chat face=”22102608.jpg” べんきょう猫=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]う~ん、聞いたことないニャ・・・[/chat]

[chat face=”22081587-1.png” 本好き猫=”” align=”right” border=”blue” bg=”none” style=””]琴を断つと書くから、琴を演奏しないことかにゃ??[/chat]

う~ん、どうでしょう?果たして本好き猫ちゃんは正解なのでしょうか?!

 

まず読み方は、「だんきんのまじわり」です。

そして意味は、「非常に堅い友情で結ばれていることのたとえ」です!

 

[chat face=”22081587-1.png” 本好き猫=”” align=”right” border=”blue” bg=”none” style=””]へぇ~!そうなんにゃ!!想像とは違った意味だったにゃぁ~[/chat]

[chat face=”22102608.jpg” べんきょう猫=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ということは、僕と本好き猫くんみたいな人のことかニャ!?[/chat]

二匹はとっても仲良しだから、そういうことになりますね!

 

本記事では、断琴の交わり」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。

 

読み方 断琴の交わり(だんきんのまじわり)
意味 非常に堅い友情で結ばれていること。
使い方 二人は幼稚園の時からずっと断琴の交わりを続けた
英文訳 ・We have a very tight friendship.

(私たちはとても堅い友情で結ばれています)

類義語 うおと水

管鮑かんぽうの交わり

断金だんきんの交わり

 

目次

断琴の交わりとは

断金の交わり

 

断琴の交わり」の意味が分かったところで、次は由来を見ていきましょう!

断琴の交わり~由来~

春秋時代、琴の名手であった伯牙は、自分の琴の音を心から理解してくれた鐘子期をたった一人の親友としていた。

鐘子期の死後、伯牙は琴の絃を断ち切り、二度と弾くことはなかったという『呂氏春秋・本味』にある故事に基づく。

引用:故事ことわざ辞典

[chat face=”22102608.jpg” べんきょう猫=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]伯牙はくがは、自分の琴の音を本当に理解してくれる鐘子期しょうしきのことが大好きだったんだニャ[/chat]

[chat face=”22081587-1.png” 本好き猫=”” align=”right” border=”blue” bg=”none” style=””]だから伯牙は、鐘子期が亡くなった後は「誰も理解してくれないだろう」と、琴を弾くのをやめたんだろうにゃ~[/chat]

[chat face=”22102608.jpg” べんきょう猫=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]理解してくれる人がいなくなったら、もう弾く勇気や自信もなくなるニャ・・・[/chat]

二人の絆はとても強かったのでしょうね。

 

「意味」とても堅い友情で結ばれていること

例えばとても堅い友情で結ばれているという意味が「断琴の交わり」です。

[chat face=”22102608.jpg” べんきょう猫=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]他には例えばどんな人が「断琴の交わり」っていうかニャ?[/chat]

[chat face=”22081587-1.png” 本好き猫=”” align=”right” border=”blue” bg=”none” style=””]う~ん、漫画でいえば、ワンピースの海賊団なんかはそうだと思うにゃ![/chat]

本好き猫ちゃんは、漫画にも詳しいようですね!

「ことわざのイメージ」

・自分のことを本当に理解してくれる、仲の良い友達

・親友

・簡単なことでは壊れない、堅い友情

 

「使い方」断琴の交わりを使った会話文を紹介

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]久しぶりに同窓会に行ってきたぞ![/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]あら、同窓会ですか!懐かしい人とも再会できたでしょうね[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]そうなんじゃよ。昔から仲良しで、ワシのことを本当に理解してくれる人がおるんじゃ。まさに、断琴の交わりってヤツじゃな![/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]まぁ、素敵な友人がいらっしゃるのですね![/chat]

このように、「自分のことを本当に理解してくれる」というのがポイントです。

ただ仲が良いというわけではなく、断琴の交わりの由来にもある「自分の琴の音を理解してくれる」ということが大事です。

自分の事よりも相手のことを一番に考えられるとすれば、それはもう「断琴の交わり」と言ってもよいでしょう。

本当に理解してくれる人なら、とっても信頼できると思いますので、相手が困っていたら助けてあげたいと思うでしょう。

ふたりでひとり」や「ニコイチ」というイメージも、私にはあります。

ニコイチとは、「2人で1つと呼ばれるほど仲がいい」「いつも一緒にいる親友同士」という意味です。

 

「例文」断琴の交わり「良い例・悪い例」

琴を断る

 

琴を弾くことはできません。だって、あなたと私は断琴の交わりですもの。

琴を弾くのを断る間柄のことを「断琴の交わり」というわけではないので、これは間違った使い方です!

犬友

 

俺とお前は断琴の交わりだ!これからも仲良くしてくれよな!

犬にも「断琴の交わり」があるのでしょうか。

たまにテレビの特番で動物特集をやっていますが、金網に引っかかった猫を助ける犬の映像を見たことがあります。

犬にもある、というより、動物の種類を超えてもあるのかもしれませんね!

子供と飼い犬とかもよく聞きます。

 

[chat face=”22102608.jpg” べんきょう猫=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]僕と本好き猫くんも、とっても仲良しで簡単に壊れるような友情ではないニャよ![/chat]

[chat face=”22081587-1.png” 本好き猫=”” align=”right” border=”blue” bg=”none” style=””]そうだにゃ。僕とべんきょう猫くんは、切っても切れない友情でつながっているにゃ![/chat]

 

「類義語」3つ紹介します

魚と水(うおとみず)

[jin-iconbox03]意味:魚と水とは、切っても切れない、きわめて親しい間柄のたとえ。[/jin-iconbox03]

水槽と魚

[box06 title=”あわせて読みたい”]魚と水[/box06]

 

管鮑の交わり(かんぽうのまじわり)

[jin-iconbox03]意味:互いに理解し信頼し合った、きわめて親密な関係

由来:「管鮑」の「管」は春秋時代の斉の管仲かんちゅう、「鮑」はその親友の鮑叔ほうしゅくのこと。『史記しき』より[/jin-iconbox03]

[box06 title=”あわせて読みたい”]管鮑の交わり[/box06]

 

断金の交わり(だんきんのまじわり)

[jin-iconbox03]意味:非常に堅い友情で結ばれていること。

由来:『易経』の「二人心を同じくすれば、其の利きこと金を断つ(二人が心を一つにすれば、その鋭さは金をも断ち切るほど)」とあることから。[/jin-iconbox03]

[box06 title=”あわせて読みたい”]断金の交わり[/box06]

 

「英文」断琴の交わり1つ紹介

We have a very tight friendship.

私たちはとても堅い友情で結ばれています

・We・・・私たちは

・have a・・・ある、~を持つ、~を有する、

・very・・・とても

・tight・・・タイト、堅い、きつい

・friendship・・・有効、親睦、友情

 

まとめ

断琴の交わりを解説してきましたが、最後にまとめてみましょう。

[jin-iconbox08]読み方:だんきんのまじわり[/jin-iconbox08]

[jin-iconbox08]意味:非常に堅い友情で結ばれていること[/jin-iconbox08]

[jin-iconbox08]由来:『呂氏春秋・本味』の、琴の名手であった伯牙は、自分の琴の音を本当に理解してくれた親友の鐘子期を亡くし、その後は琴の絃を断ち切り、二度と弾くことはなかったという故事から。[/jin-iconbox08]

・琴を弾かなくなるという由来はありますが、ことわざの意味とは異なるので注意してくださいね!

・他にも類義語がたくさんあったので、気になる方は「故事ことわざ辞典」を見てみてくださいね!

いかがでしたか?

断琴の交わりがある相手はとても頼りになる存在です。

これからも大切にしたいものですね!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事が少しでも皆様のお役に立てたら光栄です。

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