「赤子の手をひねる」とはどんな意味?類義語・使い方・例文について徹底解説します!

「赤子の手をひねる」とはどんな意味?類義語・使い方・例文について徹底解説します!
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「赤子の手をひねる」ということわざは知っている方も多いと思います。

しかし、初めて聞いたという方からしたら驚きますよね。

初めに言っておきます!

安心してください!「赤子の手をひねる」とは、本当に赤ちゃんの手をひねっているわけではないです!

比喩(ひゆ)として、「赤子」という言葉を使っているだけです。

もっと詳しく「赤子の手をひねる」ということわざについて説明して聞います!

それでは早速見ていきましょう!

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読み方赤子の手をひねる(あかごのてをひねる)
ローマ字Akago no te o hineru
意味
  • 無力な人を簡単に負かすこと。
  • 物事を簡単に行えることのたとえ。
使い方容易にできる時
  • 「この問題は、赤子の手をひねるくらい簡単だ。」
英訳文As easy as twisting a baby’s hand.(赤ちゃんの手をひねるのと同じくらい簡単。)
類義語
  • 赤子の腕をねじる
  • 屁の河童
  • 鎧袖一触(がいしゅういっしょく)
目次

「赤子の腕をひねる」

「赤子の手をひねる」とはどんな意味?類義語・使い方・例文について徹底解説します!

「赤子」とは、赤ちゃんのことを表しています。力がなく、抵抗できない様子から赤ちゃんを、無力な人とたとえています。

昔、赤ちゃんの体が赤色に見えた事から「赤子」と呼ばれるようになりました。

類義語と対義語

類義語

  • 赤子の腕をねじる

意味:無力な人に負かすこと。または、物事を簡単に行えることのたとえ。

  • 屁の河童

意味:簡単にできること。

  • 鎧袖一触(がいしゅういっしょく)

意味:相手を簡単に倒すこと。

「鎧袖」とは、鎧(よろい)の袖のことを表しています。また、「一触」とは、少し触れるという意味です。

江戸時代の史書『日本外史』に書かれた伝説です。平安時代の武将、源為朝(みなもとのためとも)が言った言葉とされています。

『比較にならないほど抜きん出て勝っていること』を

https://dime.jp/genre/1004376/

[box06 title=”あわせて読みたい”]鎧袖一触[/box06]

対義語

  • ぬりばし素麺そうめん食う

意味:物事が容易にはできないこと。

「塗り箸」とは、漆が何度も塗られて非常に滑りやすい箸のことです。

  • 歯が立たない
  • 太刀たち打ち出来ない
  • 足元にも及ばない
  • 手の打ちようがない
  • 足も手もでない

意味:どうしようも無い状況のこと。

全体的に体の部位を使っていることわざが多いですね!

「意味」非常に簡単

「赤子の手をひねる」の意味は、

  • 無力な人を簡単に負かすこと。
  • 物事を簡単に行えることのたとえ。

この2つがあげられます。

冒頭でもお伝えしたように、「赤子の手をひねる」とは、

本当に赤ちゃんの手を放っているわけではなく、比喩(ひゆ)として使われています。

確かに赤ちゃんの手をひねるのは、簡単なことですけど、普通ならできないし、してはいけないことですよね!

しかし、最近赤ちゃんへの虐待は増えてきていますね、、、

この記事を読んだからと言って絶対に

赤子の手をひねる • • • • • • • •ような真似だけはしないで下さいね!!

次は「赤子の手をひねる」を使った会話文をご紹介します!

「使い方」楽勝な時

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]今度ゲートボール大会があるんじゃ。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]あら、そうなんですね。頑張って下さい![/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]それが、相手のチームすごい弱いみたいなんじゃ。赤子の手をひねるよりも楽に試合が終わりそうなんじゃ。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そんなこと言ってたら負けてしまいますよ![/chat]

この会話文では、簡単に勝てるという意味で使っています。

「例文」「赤子の手をひねる」

例文1:「君と戦っても赤子の手をひねるくらい大きな差があるのだら戦っても仕方がないだろう。」

例文2:「赤子の手をひねるくらい弱い相手だら手加減した。」

例文3:「この会社は、赤子の手をひねるような仕事ばかりで退屈だ。」

例文4:「営業部のAさんにとって、営業するのは赤子の手をひねるくらい容易いことなのだろう。」

例文5:「今日の試合は大差をつけて負けた。相手からしたら赤子の手をひねるような試合だっただろう。」

「赤子」を使ったことわざ

「赤子」を使ったことわざ集

赤子を裸にしたよう

読み方赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
意味絶望的な状態。
使い方「赤子を裸にしたような状態の会社だ。」
英訳文Denude a baby.(赤ちゃんを裸にします。)
類義語

赤子は泣き泣き育つ

読み方赤子は泣き泣き育つ(あかごはなきなきそだつ)
意味赤ちゃんは泣くことは健康の印だから、心配しなくて大丈夫ということ。
使い方「赤ちゃんがよく泣くので医者に診てもらうと”赤子は泣き泣き育つのだから大丈夫だよ”と言われた。」
英訳文
類義語泣く子は育つ/赤子の泣くのは親孝行

赤子のうちは七国七里の者に似る

読み方赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななこくななさとのものににる)
意味赤ちゃんの顔がみんなそっくりという意味。
使い方「うちの赤ちゃんは母親似というが、赤子のうちは七国七国というものだ。」
英訳文Seems to resemble anyone at the time of a baby.(赤ちゃんの時は誰にでも似ているようです。)
類義語

赤子と搗きかけの持ちは手荒いが良い

読み方赤子と搗きかけの持ちは手荒いが良い()
意味あまり過保護になりすぎず、すこし手荒いなくらいで育てた方が良いということ。
使い方「彼女の育て方は、赤子と搗きかけの餅は手荒いが良いというように、もう少し手荒くした方がいいと思う。」
英訳文
類義語

「赤子の手をひねる」まとめ

いかがでしたか?

・意味は、無力な人を簡単に負かすこと。物事を簡単に行えることのたとえ。

・使い方は、確実に成果や結果が残せる時に使う。

「赤子の手をひねる」とは、決して本当にひねっているということではなく、比喩(ひゆ)として使っていることを覚えておいて下さい!

本当ににねってしまうとそれは虐待です。

解釈を間違えずに覚えておいて下さいね!

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