同舟相救うとは?意味や使い方・類義語・対義語・英文を徹底解説!

同舟相救う
URLをコピーする
URLをコピーしました!

同舟どうしゅう相救あいすく」ということわざを知っていますか?

漢字だけを見ても、同じ舟お互い救うというようなイメージが読み取れますよね。

その通り「利害や境遇が一致する者が助け合う」ということです。

由来についてはあとで詳しく説明しますが、簡単にいうと、舟に居合わせた人々が、大波から命を守ろうと協力し合うところからきています。

本記事では、「同舟相救う」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。

読み方 同舟相救う(どうしゅうあいすくう)
ローマ字 Doshu aisuku
意味 利害や境遇が一致する者が助け合うこと
使い方 知らない人とでもいざというときは助け合えるということを言いたいとき
類義語 呉越同舟/楚越同舟/同舟共済/同病相憐れむ
対義語 不倶戴天
英文訳 Fellow passengers help each other. ほか

 

目次

同舟相救うとは

同舟相救う

 

[box03 title=”由来<戦国策・燕策>”]

【原文】越人えつじんと、言語相知あいしらず、志意相通あいつうぜず。舟を同じくして波をしのげば、あい救助するに至っては一のごときなり。

【訳文】の国の人とえつの国の人とは、言葉がわからないし、意志も通じない。しかし、同じ舟に乗って大波にあった時には、その助け合うことが自国人と同じようである。

[/box03]

古代中国の北方に位置していた「胡」と、南方に位置していた「越」は大変離れていた。そこで、互いに遠く離れている、疎遠であるということを例えるときに「胡越こえつ」と言う。

「意味」利害や境遇が一致する者が助け合うこと

[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]利害や境遇が一致する者が助け合うこと。つまり由来の意味は、国が違ったり言葉が通じなくても、転覆しないように協力して助かろうという思いが一致したというわけじゃ。[/chat]

「ことわざのイメージ」

  • 利害・境遇・目的などが一致した者は協力し合える
  • 言葉や文化の違いも関係がない

わかりやすいイメージとしては、災害があった場合など、みんなが協力し合う場面ですね。

良くないイメージでは、悪い者同士が手を組み、善良な市民の暮らしを脅かすといった場合です。

「使い方」知らない人とでもいざというときは助け合えるということを言いたいとき

ではここで、なるぞうさんとなるこさんに、知らない人とでもいざというときは助け合えるということを言いたいときの使い方を教えてもらいましょう。

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]昨日道を歩いていたら、道路の真ん中に子猫がおったんじゃ。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]まあ、それで?[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]車にかれはしないかとハラハラしていたら、通りがかったバイクの人が助けてくれた。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]それで、猫はどうなったんですか?[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]それがな、ちょうど目の前にペットショップがあって、そこの店主が引き取ってくれたんじゃ。健康観察をしたあと、里親募集をするそうじゃ。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]それはよかったですね。まさしく同舟相救うですね。[/chat]

「例文」同舟相救う 悪い例・良い例

悪い例・良い例

ここでは「同舟相救う」の悪い例と良い例を紹介します。

同舟相救うというが、互いに欲しいものが同じだったので協力したら、最後には裏切られて持ち逃げされた。

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]互いに満足のいく結果にならないといけないはずが、この場合は片方だけが得をしておるな。[/chat]

地震で家を失った隣人同士が、再起をかけて一軒のお店をオープンさせた。まさに同舟相救うだ。

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]助け合い精神はすばらしいものだわ。[/chat]

「類義語」同舟相救う4選

同舟相救う

 

呉越同舟ごえつどうしゅう

仲の悪い者や敵対する者同士が一つの場所にいること。

敵同士であっても、共通する利害のために協力し合うこと。

[box06 title=”あわせて読みたい”]呉越同舟(ごえつどうしゅう)の意味とは?覚えやすい使い方と例文、類義語などを紹介![/box06]

楚越同舟そえつどうしゅう

仲の悪い者同士が、同じ場所、境遇にあること。

同舟共済どうしゅうきょうさい

同じ目的、課題などを持っている者同士が助け合うこと。

同病どうびょう相憐あいあわれむ

同じ病気や苦しみを持つ者同士は、互いに思いやる心を持っているということ。

利害が一致するというところから、連想する言葉をいくつか紹介します。

持ちつ持たれつ/運命を共にする/一丸いちがんとなる/一致いっち協力きょうりょく思惑おもわくが一致する

「対義語」同舟相救う1選

不倶戴天

不倶戴天ふぐたいてん

深い憎しみや怒りのあまり、この世に共存できないほど腹立たしく思うこと。

また、そのような相手のこと。

[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]同じ意味で「倶不戴天ぐふたいてん」という四字熟語もあるぞ。[/chat]

「英文」同舟相救う2選

助け合いましょう

 

 

Fellow passengers help each other.

和訳:乗客仲間が助け合う

Fellow passengers(同乗者)/ help each other(助け合う)

People with the same goals and circumstances help each other.

和訳:同じ目標や境遇の人たちが助け合う

help each other(助け合う)のところは、一つ目の英文と同じです。

これを使えば、いろいろな文章が作れます。

:Children help each other.(子ども同士が助け合う)/Survivors help each other.(被災者同士が助け合う)

まとめ

同舟相救う

いかがでしたか?

皆さんも想像しやすいことわざだったのではないかと思います。

その場に居合わせた者同士が助け合う姿は、世界のどこででも目にするものですから。

同舟相救うとは……

  • 利害や境遇が一致する者が助け合うこと
  • 知らない人とでもいざというときは助け合えるということを言いたいときに使う

最後までお読みいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる