千里の道も一歩からの意味とは?使い方や例文、類義語まで徹底解説!

千里の道も一歩から
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  • この莫大な量の宿題を終わらせるなんて不可能だ!
  • 来週には引っ越しなのに、全然片付けが終わらない…こんな大量の荷物を整理するのは無理だよ。
  • ダイエットに挑戦したいけど、10㎏も瘦せるなんてできっこない!

日常生活で、こんな風に思うことってありますよね。

考えるだけで、気が遠くなりそうなことを始める時は、やってみる前から諦めそうになるでしょう。

そんな時に覚えておきたいことわざが「千里の道も一歩から」
このことわざは、どんなに長く遠い道のりでも、まず最初に1歩踏み出すことから始まるという意味で、座右の銘にする人も多い「ポジティブなことわざ」になっています。

そこで今回は、千里の道も一歩からの意味や使い方、例文から類義語まで徹底解説していきます!

 

読み方 千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから)
意味 大きな事に挑戦するときも、身近なことから努力することで成功に繋がる
使い方 自分の気持ちを奮い立たせるとき
類義語 雨だれ石を穿つ
英文訳 Everyone was a beginner at first.(誰もが皆、最初は初心者であった)

 

目次

千里の道も一歩から

千里の道も一歩から

千里の道も一歩からと聞くと、これから果てしない努力を積み重ねていかなければならないと感じ、気が遠くなりますよね。
しかし、達成感は想像を絶するものがあるでしょう。

目標を定めて物事に取り組む姿勢は、生きていく上で大きなモチベーションになります。
苦しいとき、辛いときこそ「千里の道も一歩から」と意識すると、前向きな気持ちになれるのです。

由来は中国「老子」の言葉

千里の道も一歩からは、中国の哲学者であった老子ろうしの書物から生まれたことわざです。

くわしいぞう
老子とは、紀元前6世紀頃に中国春秋時代に活躍した思想家じゃ。

同じ意味合いで使われることわざで「千里のこうも一歩より起こる」があります。

(「老子‐六四」の「九層之台起_於累土_、千里之行始_於足下」による)遠い旅路も足元の第一歩から始まる。転じて、遠大な計画の仕事も初めは手近な所から始まる。千里の道も一歩より起こる。
出典:コトバンク

 

そして、千里の道も一歩からの由来となったのが、こちらになります。

合抱之木 生於毫末 九層之臺 起於累土 千里之行 始於足下

(両手で抱えるほど大きい大木でも小さな芽から成長し、九層にも及ぶ高い建物もひとつの盛土から始まり、千里の道も足下の一歩から始まる)

 

「意味」どれだけ長い道のりもはじめの一歩から

千里の道も一歩から 意味

千里の道も一歩からの意味は「どれだけ長い道のりも、最初の一歩から始まる」ということです。
一歩一歩は地味ですが、着実に前に進むことで、いずれ大きな事業にも成功することができる場合に広く用いられます。

そもそも、ことわざに出てくる「千里」とはどれほどの距離なのでしょう?

一里が約4kmです。と言うことは、千里は4000kmだとわかりますね。
4000kmと言われても想像がつきませんが、北海道最北端の宗谷岬から、沖縄県石垣島の距離が約3000㎞と考えると、果てしなく長い距離だと言えるでしょう。

ことわざのイメージ

  • 目の前に大きな壁が立ちはだかっても、めげずに前向きに進む姿勢
  • 成し遂げるには、たくさんの困難が待っているとわかっているが、それでも目標に向かって歩き出す大きな力
  • 悩んでいるくらいなら、まずは前に進もうというポジティブな気持ち
  • 冒険せず、堅実なイメージ

「使い方」自分の気持ちを奮い立たせるとき

ためになるぞう
なるこさん。ワシは今日からモーグルでオリンピック選手に選出されるよう、基礎トレーニングを始めるぞ!
ためになるこ
あらあら…それば随分大きな目標ですね。
大丈夫なんですか?
ためになるぞう
千里の道も一歩からと言うじゃろう。
誰だって最初は初心者だ。自分の可能性に賭けてみたいんじゃよ。
ためになるこ
素晴らしいですね。応援しますよ!

 

このように、大きな目標に立ち向かっていくときに、自分自身の気持ちを奮い立たせる場合にも使うことができます。

どんなに難しいことに挑戦するときにも、まずは一歩踏み出す勇気が必要です。
今の自分にできることからスタートして、着実にゴールを目指しましょう!

 

「例文」千里の道も一歩から 良い例・悪い例

それではここから、千里の道も一歩からを使った文章の良い例悪い例を確認していきましょう。

新入社員として、大きなプロジェクトを成功させようと思っているよ。
千里の道も一歩からと言うから、まずはインパクトを与えたいんだ!

くわしいぞう
これでは、小さな積み重ねが大きな結果を生むと言うより、最初から大成しようとしておる…
ためになるZO
このことわざは、コツコツ努力するときに使われるものだから、この使い方は誤りじゃ。

地道な努力から始めて、いずれ大成するということわざなので、初めから大きな事にチャレンジして成功する場合には使用しません。

今まで全く勉強してこなかったけれど、どうしても大学へ行きたくなった。
千里の道も一歩からなので、小学校の勉強から復習しよう。

このように、成功への道にはたくさんの試練が待ち受けていますが、それでも自分に出来ることから取り組むことで、日々着実にゴールへと近づくものです。

小さなことから地道に頑張ることで成功に結び付くときに「千里の道も一歩から」が使われます。

「類義語」千里の道も一歩から3つ紹介

千里の道も一歩から 類義語

ここからは、千里の道も一歩からと同じような意味の言葉を3つ紹介していきます。
類義語を合わせて覚えておくことで、使える幅が広がるのでおすすめです。

あまだれ石を穿うが

たとえどれほど弱い力であっても(ポツポツと落ちてくる雨の雫)、長い間続けていればその力で石をも貫くということ。

雨だれ石を穿つの精神で、ついに司法試験に合格することができた。

 

くわしいぞう
一見、不可能とも思えることであっても、根気よく続けることで成果を得られるということわざじゃ!

 

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高きに登るには低きよりす

何かを始めたり進めていくためには、一定の順序があるので、手近なものから始めなければならないということ。

いきなりF1レーサーになろうなんて無茶だよ!
高きに登るには低きよりすと言うように、まずは車の免許を取りに行くべきだ。

 

ローマは一日にして成らず

大事業は長年の努力なしに成し遂げることはできないというたとえ。

出典:故事ことわざ辞典

ダイエットを頑張っているのはわかるけれど、そんなに何度も体重計に乗っても結果は変わらないよ!
ローマは一日にして成らずって言うように、効果が出るには時間が必要なんだ。

 

「英文訳」Everyone was a beginner at first.

千里の道も一歩から 英語

Everyone was a beginner at first.

「誰もが皆、最初は初心者であった」

単語の解説

Everyone
みんな

a beginner
初心者

at first
初めに・最初

まとめ

今回の記事は、千里の道も一歩からの意味や使い方、例文などについて解説してきました。

千里の道も一歩から「ポイント」
意味「身近なことから努力することで大きな成功に繋がる」
使い方「コツコツと地道な努力をするときや、自分を奮い立たせるとき」
座右の銘にもしたい「ポジティブで前向きなことわざ」

毎日の生活の中で目標や夢があっても、自分で自分の可能性に限界を設けて、諦めてしまっていることがありますよね。

そんな時には、千里の道も一歩からの言葉を思い出し、勇気を持って一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
何もしないで考え込んだり、悩んでいたりするよりも、前に進む力が大きな結果を呼び込むことも多いものです。

努力は決して無駄になりませんので、果敢にチャレンジしてみましょう!

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