今回は、解説することわざは”他山の石”(たざんのいし)です。
どういう意味を持っていると思いますか?
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]よそ者ってことだろうね[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]全く関係ないって意味なのかしらね[/chat]
二人のように何の意味を持つのだろうと考えてみるのも楽しいですよね。
このことわざには、たとえ相手にとってつまらない物や行動も自分にとってプラスになるという意味があるのです。
皆さんは当てられましたか?♪
本記事では「他山の石(たざんのいし)」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます!
読み方 | たざんのいし |
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意味 | 相手にとってつまらない物や行動も自分にとってプラスになるということ。 |
使い方 | 人の失敗が自分の参考になり活かせた時。 |
英文訳 | The fault of another is a good teacher. (他の人の失敗は良い先生である) object lesson (実例) food for thought (心の糧) |
類義語 | 人の振り見て我が振り直せ・前車の覆るは後車の戒め・殷鑑遠からず |
他山の石とは
「由来」他山の石
中国の古い詩集の「詩経(しきょう)」にある一節の「他山之石可二以攻一レ玉」(他山の石、以て玉を攻むべし)からきている言葉。他の山にある何でもない石だって持ってきて砥石にして宝石を磨くことが出来るという。
詩経は、儒教のとくに重視される文献である経書の一つとして、中国の支配層を形成する基本的な教養として、読まれていたそうです。
「意味」相手にとってつまらない物や行動も自分にとってプラスになるということである。
大したことないと思える発言や物事や人の失敗などが、自分を成長、成功させる上で活かすことが出来るという「他山の石」の意味です。
「ことわざのイメージ」
・失敗例を賢く活用する。
「使い方」人の失敗から学ばせてもらい成功できたとき。
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]そういえば近所の甘味処ためになる庵、原材料の産地を偽装していたらしいよ。[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]私も聞きました。ご近所の方みんな怒っていたわよ。つぶれてしまうかもね。[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]それはそうだよね。周りのお店にとっても他山の石となってくれるといいね。[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうですね。嘘は良くないわ。私たちも改めて肝に銘じましょう。[/chat]
「例文」他山の石、悪い例と良い例
〇〇さんっていつも仕事ができる努力家で本当に尊敬しています!いつも”他山の石”と見習わせていただいでいるんです。
本来”他山の石”は良くない行いや良くない発言からの教訓対して使う言葉なので、これだと尊敬を伝えたいのに、ただの嫌味になってしまいますので気をつけましょう。
あのプロジェクトは思い込みから間違った施策を打ち出してしまったから失敗に終わってしまったが、彼らの無念を晴らすためにも他山の石として参考にさせてもらおう!
フローベルがボヴァリー夫人を書き、ツルゲネーフがバザロフを書き、イプセンがノラを書き、ブールジェーがロベール・グレルーを書いて、文学的ばかりでなく、社会的にも問題をひき起したのは、何も特殊な深遠な思想を披瀝したからではない。山本有三が、親子の問題や女中の地位の問題と、真正面から取組んでも、誰もつまらないという者はあるまい。
だから、書き方の如何によるのだ、と私は云う。
だから、ポーズということが問題になるのだ、と彼は云う。
こうなると、循環論だ。それでも、文学者に対しては傍人たる彼の言、以て他山の石とするに足るものを持っている……或は、より以上のものを持っている、とも思えないでもない。<引用: 傍人の言(ぼうじんのげん) 豊島 与志雄 青空文庫 より>
「類義語」他山の石3つ紹介
人の振り見て我が振り直せ(ひとのふりみてわがふりなおせ)
意味:人のふるまいを見て良くないと思うことがあれば、わが身を振り返り、改めるべきところがあれば改めようという意味。
前車の覆るは後車の戒め(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)
意味:前の人で起こった失敗は後の人の戒めになるという意味。
殷鑑遠からず(いんかんとおからず)
意味:失敗に繋がるものは身近に存在する、他者の失敗は自分の戒めになると言う意味。
「対義語」他山の石の類義語を2つ紹介
爪の垢を煎じて飲む(つめのあかをせんじてのむ)
意味:すぐれた人の爪の垢を煎じて飲む。すぐれた人にあやかろうとするたとえ。
<出典:小学館 ことわざを知る辞典 より>
薫陶を受ける(くんとうをうける)
意味:自分の徳で他人を感化することすぐれた人格で教え育て上げること
<出典:WURKはたらくあなたのための学びのメディア より>
「英文」他山の石の英文を紹介
The fault of another is a good teacher.
訳:他の人の失敗は良い先生である
fault:失敗
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
いかがでしょうか?
他山の石、マスターしていただけましたか?
類義語の“人の振り見て我が振り直せ”はよく聞いたことがあることわざだったかと思うので理解しやすかったのではないでしょうか。
ぜひ次の機会には、他山の石に置き換えて使ってみてはどうでしょう?
一歩博識になった気持ちになれそうです。なんて。
・他山の石とは、他の人の失敗や良くない発言や行動をからの教訓対して使う言葉
・見習いたいことや尊敬したいことに対して使うのは間違い
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