盛者必衰(じょうしゃひっすい)とは?意味や使い方を解説!

盛者必衰とは
URLをコピーする
URLをコピーしました!

「盛者必衰(じょうしゃひっすい)」ということわざをご存知ですか?

聞いたことはある!という方も多いかもしれません。

盛者必衰の意味とは

どんなに勢いのある人でも、いつか必ず衰えるときがくる

ためになるZO
平家物語』の一節に盛者必衰じょうしゃひっすいことわりをあらわす」とあります。

この歴史あることわざ、現代ではどんな場面で使われるのでしょうか?

人生は無常であるということを唄った『平家物語』に触れながら、

ことわざの意味・由来・使い方・例文・類義語・英語表現をみていきましょう!

 

読み方 盛者必衰(じょうしゃひっすい)
ローマ字 Joshahissui
意味
  • 勢力者でもいつか必ず衰えるときがくる
  • この世の無常であることを示したもの
使い方 衰えたり失敗したりしたとき
類義語
  • 有為転変ういてんぺん
  • 諸行無常しょぎょうむじょう
  • 生者必滅しょうじゃひつめつ
  • 栄枯盛衰えいこせいすい
  • 無常むじょう
対義語
  • 捲土重来けんどちょうらい
  • 永遠不滅えいえんふめつ
英文 The prosperity must decline.(盛者必衰)

 

目次

「盛者必衰」とは

盛者必衰とは

 

くわしいぞう
盛者必衰とは、仏教の教えであり、この世の無常を説いた言葉であるのじゃ。どういうことか、詳しく説明していくぞ。
由来

『平家物語』より

祇園精舎ぎおんしょうじゃの鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹さらそうじゅの花の色、盛者必衰の理をあらわす」

意味:祇園精舎の鐘の音には、この世すべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある。 沙羅双樹の花の色は、どんなに勢いが盛んな者でも必ず衰えるものであるという道理をあらわしている。

  • 「盛者」とは勢いがあること(「しょうしゃ」や「しょうじゃ」とも読みます。)
  • 「必衰」とは、必ず衰えていき、最後は滅ぶ

『平家物語』とは

平家物語』(へいけものがたり)は、日本の鎌倉時代に成立したとされる軍記物語で、平家の栄華と没落、武士階級の台頭などを描いたもの。

参考:『平家物語』

「祇園精舎」とは

正式名:祇樹給孤独園精舎(ぎじゅぎっこどくおんしょうじゃ、梵語: jetavane ’nāthapiṇḍadasya-ārāme)は、インドのコーサラ国首都シュラーヴァスティー(舎衛城)、現ウッタル・プラデーシュ州シュラーヴァスティー県にあった精舎(vihāra)である

参考:「祇園精舎」

「沙羅双樹」とは

サラソウジュ(沙羅双樹、娑羅双樹、学名: Shorea robusta)は、フタバガキ科サラノキ属の常緑高木。シャラソウジュサラノキシャラノキともいう。ただし、これらの名で呼ばれ、日本の寺院に聖樹として植わっている木のほとんどは、本種ではなくナツツバキである。

参考:「サラソウジュ」

「諸行無常」とは

現実にある全ての事柄は、ちょっとした偶然でできた物でしかなく、日々変化するものであるという事です。

参考:「諸行無常」

バンドマン
「盛者必衰の理、お断り」という歌があるよ!聞いてみてね!

 

「意味」どんなに勢いのある人でもいつか必ず衰えるときがくる

落ち込む男性

 

「盛者必衰」の意味とは

どんなに勢いのある人でもいつか必ず衰えるときがくるということ

難しい言葉に感じますが、次のようにことばを分解して漢字をみていきます↓

  • 今勢いが盛んな者(盛者)
  • いつか必ず衰える(必衰)

盛者必衰

ことわざのイメージ

  • 衰える様子
  • 無常観
  • 永遠に続くものはない

 

「使い方」全力を出したが結果が伴わなかったとき

盛者必衰 使い方

ためになるぞう
今年の将棋大会、初戦で敗退してしまった…。
ためになるこ
あらら。
ためになるぞう
昨年まで10年連続優勝してきたのに…。毎日練習してきたのに…。
ためになるこ
「盛者必衰」という言葉がある通り、優勝しつづけることは難しいですよね。
なるぞうさんとなるこさんの会話のように「盛者必衰」の身近な例としても使うことができます。

 

「例文」盛者必衰(悪い例・良い例)

この世は盛者必衰だから、永遠に平和であろう。

「盛者必衰」の意味は、「いつか必ず衰える」です。永遠に平和という意味にはふさわしくありません。

歴史を見れば、権勢を誇った国や人が必ず衰退を見せている。まさに盛者必衰である。

以下参考文献を紹介します↓

花の咲かぬ矢車草。

「是生滅法。盛者必衰。いっそ、化けて出ようか知ら。」

参考文献:『失敗園』太宰治

 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を現す。驕れる者久しからず、唯春の夜の夢の如し。

流石に曠世の驕児入道相国が、六十余州の春をして、六波羅の朱門に漲らしめたる、平門の栄華も、定命の外に出づべからず。

参考文献:『木曾義仲論』(東京府立第三中学校学友会誌)芥川龍之介

 

「類義語」盛者必衰5つ紹介

盛者必衰 類義語

「盛者必衰」の類義語紹介します↓

有為転変(ういてんぺん)

この世の中の事物一切は因縁によって仮に存在しているもので、常に移り変わっていく儚いものであるということ。

例文
広い世間にも、彼女ほど有為転変の生活を送ったものはないであろう。

 

諸行無常(しょぎょうむじょう)

この世の万物は常に変化して、ほんのしばらくも留まるものはないこと。

例文
付き合いをやめた恋人のことは諸行無常と思って忘れよう。

生者必滅(しょうじゃひつめつ)

この世に生を受けた者は、必ず滅びるものであるということ。

例文
ずっと一緒にいたいと、どれほど願ったところで、生者必滅ということからは逃れられないのだよ。

栄枯盛衰(えいこせいすい)

栄えたり衰えたりすること。

例文
栄枯盛衰の儚さを、身を持って知った。

無常(むじょう)

一切のものは、生じたり変化したり滅したりして、常住ではないということ。

例文
富や名声を手に入れたとしても、一時的なものにすぎない。この世は無常だ。

 

あわせて読みたい

 

「対義語」盛者必衰2つ紹介

ハート

「盛者必衰」の対義語を2つ紹介します↓

捲土重来(けんどちょうらい)

一度戦いに負けた者が、勢いを盛り返して、再び攻めてくること。

例文
仕事の失敗は捲土重来、仕事で取り組むしかない。

 

永遠不滅(えいえんふめつ)

いつまでもなくならず、残り続けること。

例文
君の命が永遠不滅ならと何度思ったことだろう。
あわせて読みたい

 

「英文」The prosperity must decline.

お花

「盛者必衰」の英文を紹介します↓

 

The prosperity must decline.
  • The prosperity:繁栄
  • must:~しなければならない
  • decline:衰える

直訳:繁栄は衰えなければならない。

 

「まとめ」

「盛者必衰」とは

読み方:じょうしゃひっすい
意味:どんなに勢いのある人でもいつか必ず衰えるときがくる。
由来:『平家物語』の一文より
英文:The prosperity must decline.

という意味合いを含んだことわざです。

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる